夢京都コラムColumn
着物美人はヘアアクセサリーで決まる!?【きものレンタル夢京都祇園店】
普段は洋服を着ている人が着物を着ると、いつも以上におしゃれで印象もガラリと変わります。
少しイメージを変えたい人や、大人っぽく上品な印象を与えたい人は、着物を着用して日常との違いを演出するのも一つの手と言えます。
せっかく着物を着たのであれば、細部までしっかりとおしゃれをして着物美人と言われたいものです。
着物美人の印象を作るには、着物の柄やデザインだけではなく、ヘアアクセサリーも大事です。
今回は、髪色に合ったヘアアクセサリーの選び方について紹介していきます。
着物のヘアアクセサリーは種類が豊富!
かんざし
着物のヘアアクセサリーと言えばかんざしを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
かんざしはデザインも様々ですし、色も豊富にあります。
どのような髪色でもあわせやすいのが特徴です。
ただし、かんざしをつけるには髪の長さが必要になってくるので、短い人はつけられない場合もあります。
着物を着てかんざしをつけたいと考えている場合は、髪の毛を短くしないようにした方が良いかもしれません。
Uピン
Uピンに小ぶりの花やリボンがついた髪飾りや、つまみ細工で加工されたものもあります。
シニョンにしたとき、すっとさすだけでワンポイントになり、簡単につけられるのでおすすめです。
髪型次第では長さに関係なくつけられるので、ヘアスタイルがボブ程度の人でも楽しめます。
クリップ髪飾り
髪の毛を挟むタイプの髪飾りは、ボブだけではなくショートヘアの人でもつけられる優れものです。
短いけれども髪をおしゃれにアレンジしたい、ショートでも着物を着て髪の毛までこだわりたいという方はクリップタイプの髪飾りから選んでみると良いでしょう。
黒髪さんは華やかな印象を与えるヘアアクセサリーがおすすめ
引用元:https://allabout.co.jp/matome/cl000000021965/
黒髪の方は、どのような色の髪飾りでも合いますが、黒一色や紺のみといったヘアアクセサリーよりも、少し華やかさのあるデザインやカラーのものを選んだ方が良いかもしれません。
派手なデザインが苦手であれば、Uピンにパールの細工がついたワンポイントの髪飾りでも2、3個つけるだけで印象が変わります。
また、赤や黄色などのちりめんを使用したつまみ細工も大ぶりなものより小ぶりタイプを選べばそれほど派手な印象もなく上品に見られるでしょう。
髪飾りは派手な方が好き!という方であれば、揺れるタイプのかんざしや房下がりタイプを選べばとてもゴージャスなヘアスタイルを演出できます。
もちろん、シンプルなかんざしも黒髪には映えます。
上品な印象で着物美人を目指したいのであれば、玉かんざしなどもおすすめです。
玉かんざしは古くからあるタイプのかんざしで、かんざしの王道と思っても良いでしょう。
玉かんざしについている玉飾りが大きいほど若い人向けなので、年齢によって飾り玉の大きさを吟味してみるとヘアアクセサリーもしっかりと考えてつけたと思われるはずです。
茶髪の人は同系色にならないような髪飾りが◎
黒髪ならそれほど意識しなくても良いですが、茶髪の人は色合いには注意しておくと良いです。
もともと髪の色が明るく茶色い人もいますし、染めて茶髪にしている人もいるでしょう。
茶色と一言でいってもその濃淡は様々ですが、和服のヘアアクセサリーを選ぶ際には、髪の色と同系色にならないようにすると良いかもしれません。
茶色はもちろん、その似た色合いであるオレンジやベージュなども茶色の同系色として挙げられます。
同系色になってしまうと、締まりがない印象を持たれる場合もありますし、何よりせっかく選んだ髪飾りが目立たず、活かされない可能性が出てくるからです。
髪飾りをつけるのであれば、どうせなら素敵に演出できるものを選びたいところです。
同系色を避け、メリハリをつけられるような色のヘアアクセサリーを選ぶと良いでしょう。
おすすめの色は、赤や紺色の髪飾りです。
これらの色も、ものによっては濃いめの色から薄めの色まで品揃えも多くあるので、その中から自分の髪色にマッチしたものを選ぶと良いでしょう。
柔らかな印象を与えたいのであれば、赤よりも薄めの色や桃色を選ぶのも良いかもしれません。
髪の毛が長く、アップにできるのであれば、赤い細工がついたかんざしを一本さしてもいいですし、いくつかのつまみ細工で作られたUピンを散りばめるのも似合うはずです。
ヘアアクセサリーはごちゃごちゃつけすぎない
着物を着用しているときは、おしゃれを演出できる部分が髪飾りに限定されてしまいやすいですから、ヘアアクセサリーは髪色に合うものを選ぶような工夫があると良いでしょう。
ただ、物足りないからといって髪飾りをごちゃごちゃつけてしまうと、無秩序な印象になってしまいます。
小ぶりの髪飾りをいくつかつけたとしてもバランスが悪くなる場合もありますし、髪の毛ばかり豪華になってしまい、せっかくの着物が台無しになってしまうケースも存在します。
また、過度に大ぶりな花飾りをつけてしまうことでも、場合によっては年齢に合っていないと思われてしまう可能性もあるのです。
全身を見てバランスよく、着物を邪魔しない程度に慎みを持ったヘアアクセサリーを選ぶのが、着物美人の心得です。
ぜひ自分に似合うヘアアクセサリーと共に着物でドレスアップしてみてください。