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泉涌寺（せんにゅうじ）は、皇室とも深い関わりがあり、美人度がアップするということで噂のお寺です。

御寺（みてら）とも呼ばれるそこは、女性に人気のパワースポットでもあります。

美しくなりたい、美を追求したいと考えている人にとってはぜひ一度足を運んでみたい場所ではないです。

今回は、そんな泉涌寺を紹介していきます。

 

 

美人になると噂のパワースポット泉涌寺とは？

 

皇室からも厚く信仰されたという泉涌寺は美人になるというパワースポットです。

名前の由来は、鎌倉時代にまで遡り、創建するときに泉が湧き出たことがはじまりといわれています。

 

そんな泉涌寺が美人になると噂されるパワースポットである理由は、楊貴妃が関わっています。

楊貴妃はクレオパトラ、小野小町と並ぶ世界三大美女と名高い人物です。

美人で有名な楊貴妃の面影を元に造られた像が楊貴妃観音像としてこの泉涌寺にあり、美人祈願の観音像として広まりました。

この楊貴妃像は大門に入ってすぐの建物にあります。

美人度アップだけではなく、安産や縁結びのご利益もあるそうで、とても人気が高いのです。

 

参拝の際にはしっかりとめかし込んだ姿で、楊貴妃の美しさにあやかれるようにしたいところです。

寺院なので、めかしこむ際には着物を選択するという手もあります。

敷地が広いので、こまめに休憩を入れつつ歩けば大丈夫だと思いますが、着付けの際には裾割をしっかりと行い、歩きやすくなるように準備しておくとよいかもしれません。

 

 

泉涌寺の見どころはほかにもある！下り参道

 

引用元：https://photo53.com/sennyuji2.php

 

泉涌寺は大門をくぐるとそこから向かって下に仏殿が配置されています。

これは下り参道といい、全国でもそれほど数が多くありません。

ほとんどの仏殿は上り坂に配置されています。

本堂を下に配置することで修行になるからともいわれており、そこに信仰の深さや厳しさが垣間見えます。

仏殿は、寛文8年に再建されたものです。

本格的な唐様建築で、重要文化財に指定されています。

建物のなかには、阿弥陀、釈迦、弥勒が座しています。

三世仏となる仏像が揃うのは珍しいとされているので、信心深い人なら一度はお目にかかりたいものではないでしょうか。

 

引用元：https://www.mitera.org/about/facility

 

ほかにも鳴き龍としても有名な舎利殿も外せないスポットです。

舎利殿はお釈迦様の歯を奉安する霊殿です。

毎年10月8日に舎利会法要という行事が営まれ、その日には多くの参拝者が足を運んでいます。

舎利塔のなかには、前述の通り釈迦の歯があります。

その左右には韋駄天が降り、謡曲で知られる舎利はこの歯が盗まれ韋駄天が取り戻すという話になっています。

この舎利殿の天井には大きな龍が描かれています。

これが鳴き龍と呼ばれるのですが、見どころはこれだけではありません。

龍が描かれている場所の近くで手を叩くと、龍の鳴き声のようなものが反響して聞こえるのです。

位置によってはこの音が響かず鳴き声が聞こえなくなります。

天井の造り方で反響するようなので、建設時に工夫を凝らしたのがわかります。

 

紅葉の季節は御座所も人気！

 

引用元：https://photo53.com/sennyuji1.php

 

いくつかある拝殿のなかでも、紅葉の季節になると人気なのが御座所です。

紅葉は京都のなかでも早い時期から見ることができ、人々を魅了しています。

秋だけではなく、四季折々の移り変わりを目で楽しませてくれる場所でもあるのす。

なお、御座所は明治天皇により御里御殿を移す形で造営されたものです。

建物のなかには襖絵や宝物が展示されているほか、いたるところに菊の御紋があります。

また、西側には牛車を止める御車寄があります。

また、現在でも御座所は天皇や皇后の御陵御参詣の休憩所として使われているそうです。

 

授与品を手に入れて美人度をあげる！

 

泉涌寺に足を運び参拝したのであれば、お守りなどの授与品も手に入れたいところです。

楊貴妃に関連するお守りや絵馬もあるので、手に入れてさらにご利益アップを狙うのもよいかもしれません。

可愛らしい貝御守りや、楊貴妃観音お守りなどはいかにも美しくなれそうな感じがします。

また、縁結びと書かれた楊貴妃観音絵馬で縁結び祈願をするのもよいかもしれません。

 

引用元：https://www.mitera.org/product

 

着物を着て参拝するのであれば、背筋も伸び普段より美しいスタイルでいられるでしょう。

普段とは違う、余所行きの服装で楊貴妃観音像に祈願すれば、きっとその効果も期待できます。

着物を着ると着崩れの心配があり、小股で歩かないといけないなどの理由から、所作が美しくなります。

着物を着ているからこそ磨かれる美しさがあり、美しくあろうとするそんなあなただからこそ、楊貴妃観音像もきっとご利益を授けてくれるはずです。

大和撫子のようになるためにも、素敵な立ち居振る舞いになるように気をつけて拝観するとよいでしょう。

 

 

泉涌寺は無理のないスピードでまわりましょう

 

 

泉涌寺は広い寺院です。そのため普段通りのスピードでまわろうとするとすぐに疲れてしまう可能性もあります。

着物に慣れていない人はさらに疲弊するかもしれません。

ですがこまめに休憩をとり、ゆっくり回れば問題ないでしょう。

美しい女性を目指すのであれば、バタバタとした動作は似合いません。

おしとやかな淑女を目標に慌てず行動すれば、それほど疲れも溜めることなく回れるはずです。

品のよいお嬢様になりきって、のんびりと泉涌寺を回ってみてください。