夢京都コラムColumn
着物に合わせる靴とブーツコーデ集【きものレンタル夢京都祇園店】
着物のとき足元は草履か下駄を履くものだ、と思っている方も多いかもしれません。
確かに、草履や下駄が一般的かもしれませんが、着物は靴と合わせても違和感なく着こなすことができるのです。
スニーカーは少し難しいですが、ブーツなどであれば、履物に慣れていないから歩けないということも少なくて済みますし、何よりモダンな印象を持たれることもあります。
いつもより長く歩かなくてはならないときや、おしゃれに見せたいときは下駄や草履だけではなく、ブーツも選択肢にいれてみてください。
ブーツを合わせるときは少し短めの丈で!
引用元:http://haruura-ra.com/blog-entry-450.html
「着物にブーツは邪道!」と感じてしまう人もいるでしょう。
ですが、着物の柄をモダンや矢絣に変えてブーツを履けば大正ロマンを体現した装いにできます。
和洋折衷なおしゃれ感を出せますし、何より現代ファッションとの親和性が高く馴染みやすいのが特徴です。
着物を着る際には丈を気持ち短くして着てみるとよいでしょう。
丈が短いとブーツが見えやすくなるので「おしゃれに着こなしているんだ」と思われます。
また、着物に合わせるブーツの定番は黒の編み上げブーツです。
このデザインであれば着物の柄に左右されませんし、何より足元をシックな印象にしてくれます。
和装にブーツが合うのも色が黒であるからかもしれません。
黒の編み上げブーツであれば和装だけではなく、洋服を着ているときにも活用できますので、購入しておいて損はありません。
草履や下駄は洋服のときに活用するのは難しいですが、ブーツであればシーンに応じて使い分けできます。
いつもと違った着こなしをしたい場合や少しだけ冒険したいと思ったときは黒の編み上げブーツで、大正ロマンの扉を開いてみるのもよいでしょう。
※大正ロマンとは、大正時代にかけて西洋の文化などを取り入れ、日本ならではのものの中に西洋のおしゃれな装いを取り入れたものになります。
おしゃれな和洋折衷といったところでしょうか。
黒の編み上げブーツはどのような柄にも合う!
引用元:https://wanoma.jp/kimono-boots/
和装×ブーツの中で一番人気があるコーディネートは黒の編み上げブーツです。
前述したように、合わせやすいといった理由や、着物の柄がどのようなものであっても問題なく取り入れられるといった理由があるからです。
ヒールは低めのものでも高めのものでもよいのですが、歩きやすさや見た目の印象を考えると、あまり底の厚いブーツや高めのヒールはおすすめできません。
ヒールが低いブーツの方が可愛らしいイメージに落ち着きます。
また、黒のブーツであれば編み上げ以外にも、ブーティーもおすすめです。
ブーティーは一般的に丈が短いブーツを指します。
ブーティーに靴下を合わせて着物を着るのも可愛らしいコーディネートになります。
ただ、靴を着物に合わせるのが初めての場合は、一般的な黒のブーツに丈を短くした着物で合わせると失敗が少ないです。
茶色のブーツには同系色の着物を
「黒のブーツを持っていない、でもわざわざ買うまででもないな」という方は茶色のブーツで合わせることもできます。
茶色のブーツは黒同様比較的合わせやすいカラーになっています。
ですが、黒と違い足元で引き締めることができないので、着物の色を合わせた方がおさまりがよいでしょう。
そのため、茶色のブーツを合わせて着物を着る場合は同系色や近い色の着物がベストです。
赤い着物であれば茶色の靴でも違和感なく合わせられるでしょう。
特に寒い日などは、暖色を選びたくなりますし、黒が苦手という人もいるはずです。
茶色も黒についで、挑戦しやすいカラーの一つとなっています。
このときも着物の丈は短めに着こなすのがおすすめです。
足元のおしゃれは見てもらうためにあるので、バランスのよい丈で着付けましょう。
また、丈の長さは自分が一番好みと思った長さが良いでしょう。
ただしあまり短すぎるとバランスが悪くなってしまうので、注意が必要です。
思い切って差し色を使うのもあり!
黒や茶色の靴は履き飽きた、もう少し違う色にトライしてみたいという人は、思い切って差し色を使ってみると良いでしょう。
黒や茶色は確かに合わせやすいですが、ワンポイントにはなりません。
レトロ、モダンな印象にはなりますがそこで止まってしまいます。
もっとインパクトが欲しい場合は思い切って白や薄めのピンクを取り入れるのも良いかもしれません。
白を取り入れると普段よりスポーティーな印象になり、活動的に見られます。
元気な自分を演出したい場合は白を取り入れて見てください。
また、白やピンクを使うことに抵抗がある人は、それと合わせたカラーの小物を持ってみるとバランスよくまとめられます。
同じ色が帯留や髪飾りにあれば靴だけが浮いて気になることもありません。
上手く小物を活用すれば、どのような差し色を使ってもまとまりあるコーディネートにできます。
着物に靴を合わせたときは髪型もおしゃれに
和装に洋装を取り入れた際には、髪型もいつもと違うスタイルにしてみるのも良いかもしれません。
大正ロマンを目指すのであれば、耳を隠したような髪型も良いでしょう。
また少し大ぶりの髪飾りを合わせてみるのも素敵なイメージチェンジになります。
着物も洋服と同じように、たくさん冒険して楽しみながら着こなすものです。
ぜひ自分が好きな着物の着こなし方を発見してみてください。
清水寺、高台寺、嵐山など京都の人気観光地に店舗があり、ホテルでの着物返却も可能です。
京都での思い出をより素敵なものにしてみませんか。