夢京都コラムColumn
着物で京都を女子旅するなら絶対に外せない散策スポット14選

京都で着物レンタルを考えている方は、どこに行くかもしっかり計画を練っておきたいところです。しかし、『着物で足を運ぶのに適したスポットがわからない』という方も少なくないでしょう。
そこで、京都を着物で女子旅したいと考えている方のため、おすすめの散策スポットを紹介します。
この記事を読むことで女子旅を成功させるために押さえておきたい着物レンタル店選びのポイントもわかるようになるので、ぜひご覧ください。
女子旅にピッタリ!着物で楽しめる京都の散策スポット
京都で特別な思い出を作りたいのであれば、着物で街を歩いてみるのがおすすめです。そこで、ぜひ着物で足を運んでみたい女子旅にも人気の散策スポットを紹介していきます。
祇園
祇園とは、京都を代表する花街です。京都では舞妓さん・芸妓さんおよびお座敷遊びを行うお茶屋のほか、多くの舞妓さん・芸妓さんが所属している置屋と呼ばれる場所が集まっています。京都観光の中でも中心といえる場所です。
祇園の中でも白川南通りと花見小路通りはいかにも京都らしい町並みが楽しめます。写真スポットとして選ばれているのが、巽橋(たつみばし)です。写真撮影に訪れてみてはいかがでしょうか。タイミングが合えば舞妓さん・芸妓さんにも会えるでしょう。
嵐山
出店や屋台でにぎわう散策スポットを選びたい方におすすめなのが、嵐山エリアです。どの季節に行っても自然が美しく、写真撮影にも適しています。
観光客も多く、見所も集中しているスポットです。
京都の魅力が楽しめるエリアを選びたいと考えているのであれば、嵐山が適しているでしょう。紅葉のライトアップが楽しめるスポットや、嵯峨野トロッコ列車なども人気があります。
先斗町
先斗町(ぽんとちょう)は、鴨川沿いにある約500メートルの小路です。花街の一つであり、日々多くの方でにぎわいます。
狭い路地はどこ見ても京都らしさが溢れており、カメラ片手に立ち寄ってみるのもおすすめ。
ゆっくり見て回る場合は30分程度欲しいところですが、景色を楽しみながら通り抜けるだけなら10分程度もあれば十分です。
思い出を増やす目的で少し立ち寄ってみるのも良いでしょう。また、鴨川を見ながらお酒をのんびり楽しみたい方にもぴったりです。多くのバーや居酒屋が立ち並んでいます。
地主神社
恋愛成就や縁結びの神様である大国主命が祀られていることで知られるのが、地主神社(じしゅじんじゃ)です。京都の中でも代表的な観光スポットであり、清水寺の中に位置しています。
社殿と境内地全域は国の重要文化財に指定されています。また、地主神社が位置する清水寺は世界文化遺産に登録されています。
特に人気なのが本殿前にある恋占いの石。目を閉じて離れて立つ2つのご神石の間を歩き、たどり着けるかどうかで恋の願いが叶うか占います。女子旅にぴったりのスポットです。
高台寺
豊臣秀吉の正室である「ねね」が秀吉の菩提を弔うために作ったお寺である高台寺(こうだいじ)は、多くの参拝者が訪れるスポットです。ねねが豊臣秀吉を偲びながら月を眺めたといわれる観月台(かんげつだい)や、重要文化財の開山堂に訪れてみてはいかがでしょうか。
また、美しい竹林や漆工芸の代表的な加飾技法の一つである高台寺蒔絵など、見所満載です。紅葉や桜の名所としても人気があります。
市比賣神社
市比賣(いちひめ)神社は、女神様をお祭りしている神社であることから、女子旅にぴったりのスポットです。良縁や子宝、安産といった女性の願いを叶えてくれるといわれています。
小さな神社ではありますが、厄除けを願う多くの女性が全国から訪れているスポットです。
市比賣神社に行った際は、ぜひ真っ赤でかわいらしい姫だるまのおみくじを楽しんでみましょう。たくさんの姫みくじが並ぶ様子はインスタ映えするとして人気があります。
渡月橋
嵐山の中でも渡月橋(とげつきょう)は人気が高く、特に紅葉や桜の時期は絶景を楽しめます。どの季節に足を運んでも美しい景色を眺められるのも魅力です。
渡月橋だけでも見所なのですが、周辺には京都を代表するような天龍寺など有名な観光スポットのほか、カフェや飲食店も多くあります。
また、買い物が楽しめるお店もあるので、お土産探しをする際に寄ってみるのも楽しいでしょう。
竹林の道
インスタ映えスポットとして知られているのが、竹林の道です。嵐山の定番撮影スポットで、多くの観光客が訪れます。早朝に行けば混雑を避けやすいでしょう。テレビドラマやCMの撮影でもよく目にする場所です。
まるで竹のトンネルのような風景を楽しめます。夏の暑い日でも涼しさを感じられるスポットなので、夏場に足を運んでみるのもおすすめです。
河合神社
女子旅ならではの散策スポットを選びたいと考えているのであれば、下鴨神社の摂社である河合神社がぴったり。祀られているのは玉のように美しいとされ美麗の神と信仰されている玉依姫命です。
パワースポットとしても知られており、中でも鏡絵馬に注目してみましょう。
ペンやクレヨン、自前のコスメなどを使用してまっさらな木の板に顔とお化粧を施して奉納する少し変わった美顔祈願の絵馬です。
正寿院
正寿院(しょうじゅいん)は、かわいいスポットに足を運びたい方にぴったりの場所です。たとえば、猪目窓(いのめまど)と呼ばれるハート形の窓は写真映えすることはもちろん、幸せを呼ぶ窓とも呼ばれています。
また、美しい天井画も話題です。160枚の美しい画を楽しみましょう。
夏には2,000個の風鈴が吊られる風鈴まつりが開催されるので、夏の女子旅にも向いています。
金剛寺
フォトジェニックなスポットを選びたいと考えている場合にチェックして欲しいのが、八坂庚申堂(やさかこうしんどう)の呼び名でも知られる大黒山金剛寺庚申堂です。
猿を神の使いとしており、境内には「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿も祀られています。
金剛寺の中でも特に注目したいのが、本堂などに吊り下げられている、色とりどりのお手玉のような形をしたお守りです。
「くくり猿」と呼ばれ、願い事を書いて吊るすと、一つ欲を我慢することで願い事が1つ叶うといわれています。
色鮮やかで写真映えすること間違いなしのスポットです。
伏見稲荷大社
伏見稲荷大社といえば、千本鳥居でおなじみのスポットです。特に夏の時期は青い空と真っ赤な千本鳥居が写真映えします。
伏見稲荷大社に訪れた際は、おもかる石にチャレンジして女子旅を盛り上げましょう。願い事を思い浮かべながら石灯籠の上に乗る宝珠石を持ち上げた際、予想より軽いと感じた場合は願いが叶うといわれています。
なお、境内は非常に広いので、着物で訪れる際は、散策範囲を事前に計画しておくと安心です。
お山めぐりでも知られるスポットでもありますが、こちらは着物での散策には向いていません。
蹴上インクライン
蹴上(けあげ)インクラインとは、南禅寺の近くにある全長582mの傾斜鉄道跡です。船を運行する目的で明治24年から敷設されていましたが、昭和23年になると役割を終えました。
廃線跡が京都市の文化財として指定されており、春には線路内を歩きながら満開の桜並木が楽しめます。
着物を着て桜並木で写真を撮れば素晴らしい思い出になるでしょう。近くには琵琶湖疏水記念館があり、ここではインクラインの模型の展示なども楽しめます。
桜並木を堪能した後は琵琶湖疏水記念館もチェックしてみてはいかがでしょうか。
キモノフォレスト
着物姿でぜひ立ち寄りたいのが、キモノフォレストと呼ばれるアート空間です。京友禅を竹林に見立てているのが特徴で、非常にフォトジェニックであることから多くの観光客が訪れています。
「嵐山駅はんなり・ほっこりスクエア」の一角にあり、アート作品だけではなく、飲食店や土産物店、足湯など、楽しめるスポットが多いのも魅力です。
毎日、日没~21時まではポールに埋め込まれているLEDライトが点灯してより美しさを感じさせます。夜の時間帯が特におすすめです。
京都の女子旅なら着物レンタルがおすすめ
京都の女子旅におすすめなのが、着物レンタルです。着物で京都をめぐりたいと考えたとき、自前の着物を持っていくのはなかなか現実的ではない方も多いでしょう。
そういった方も着物レンタルであれば気軽に検討しやすくなります。
京都は昔ながらの街並みの並んでおり、洋服よりも着物の方が写真映えしやすいといえるでしょう。友達同士、カップル、家族で着物レンタルを選択し、特別な体験につなげてみてはいかがでしょうか。
ただ、あまり長時間歩き回るのには適していないので、実際に着物をレンタルする前にどのようなルートで観光するかよく考えておくのがおすすめです。
京都で着物レンタル店を選ぶ際のポイント
京都には、着物レンタル店がたくさんあります。どの店舗を利用しようか悩んだときは、以下の3つに注目してみてください。失敗を避けることにもつながります。
ポイント①着物の種類が多い店を選ぶ
取り扱っている着物の種類はレンタル店によって大きく異なります。そのため、レンタル可能な着物の種類が多い店を選びましょう。
ここで注意したいのが、総合的な着物の枚数ではなく、自分の年齢に合った着物の枚数を重視することです。
たとえば、高級志向のレンタル店を選択した場合、若い人には合わない落ち着いた着物ばかりが並んでいることも考えられます。反対に格安店を選んだところ、派手なデザインのものや安っぽい着物しかなく、品質を重視している方だと満足できないこともあるはずです。
まずはどのような着物を着たいのか明確にしておき、目的に近い着物を豊富に取り扱っている店を選んでみてください。
ポイント②散策スポットに応じて店を選ぶ
選択する着物レンタル店が足を運ぼうと思っている散策スポットから遠すぎると、移動が困難です。移動に時間がかかってしまえばそれだけ散策できる時間が少なくなるだけではなく、足も疲れてしまうでしょう。
また、たとえば夕方から足を運ぼうと思っている散策スポットがある場合、着物の最終返却時間が早く設定されている店を選ぶと返却が間に合わなくなってしまう恐れもあります。
実際に利用するときのこと、返却するときのことまで考えることが大切です。
ポイント③着物レンタルの相場を把握しておく
着物レンタルにどの程度の費用がかかるのか相場を確認しておきましょう。目安としては、3,000円~7,000円程度です。
それほどこだわりがないからとにかく安く抑えたいという方でも、3,000円以下のものは注意した方が良いでしょう。相場よりも安い場合は、接客や着物の品質に問題がある可能性があります。
また、あまりにも料金設定が安い場合はあれこれ追加料金がかかってくる恐れもあるので、注意してください。
一方で、相場より高すぎるものも必要以上に高めの料金設定である可能性が考えられるので、気をつける必要があります。
京都でレンタルした着物を着こなすコツ
店選びが間違いなかったとしても、その先の着こなしを考えるのは自分です。京都でレンタルした着物をおしゃれに着こなすためには、次の3つのコツを押さえておきましょう。
コツ①トレンドに合わせる
着物にはトレンドがあります。近年人気なのは、あまり派手な柄・カラーではなく、落ち着いたデザインのものです。小物をうまく活用すれば地味になってしまう心配もありません。
トレンドがよくわからない場合はお店の方に聞いてみてください。お店でおすすめとして紹介されているものはトレンドである可能性が高いです。
コツ②同系色か反対色で合わせる
着物選びで難しいのが、色の組み合わせです。特に着物と帯、小物のバランスが悪いと、ちぐはぐな印象を与えてしまいます。
色選びをする際は、同系色か反対色を意識しましょう。
ただし、淡い色のみでまとめてしまうと全体的にぼんやりとしたイメージになるので、帯や小物で差し色を入れるのがおすすめです。
それから、反対色にする場合は、たとえば黄色だと赤や青が反対色であり、緑だとオレンジや紫が反対色です。
色相環と呼ばれるものをチェックしてみるとわかりやすくなります。
コツ③小物でアレンジする
着物と合う小物を組み合わせてみるのもおすすめです。代表的な小物といえば、帯飾りや髪飾りです。これらのアイテムは着物に華やかさをプラスできるので、シンプルな着物と組み合わせてみてはいかがでしょうか。
着物レンタル店の中には持ち込みに対応しているところもあるので、京都に遊びに行く前にお気に入りの小物を探しておくのもおすすめです。
お気に入りの着物を見つけて京都の女子旅を楽しもう
いかがだったでしょうか。京都の女子旅を着物で楽しみたいと考えている方のため、おすすめの散策スポットや着物レンタルについて紹介しました。
着物で足を運んでみたい気になるスポットが見つかったのではないでしょうか。
どの着物レンタル店を利用しようか悩んでいるのであれば、ぜひ夢京都をご利用ください。清水寺近くの夢京都高台寺店は観光面でのアクセスも良く、着物の返却はホテルでも行えるオプションもご用意しています。
また、思い出に残る人力車プランなどもありますので、京都旅にご活用ください。