夢京都コラムColumn
京都・東山エリアのインスタ映えスポットを紹介

京都・東山エリアは、歴史ある街並みと独特の風情が魅力のエリアです。祇園白川や清水寺などの名所はもちろん、産寧坂や石塀小路のような隠れたスポットも、着物姿で訪れるとさらに映えます。また、京都らしいスイーツやドリンクとともに撮影すれば、写真映えする一枚が撮影できます。
この記事では、インスタ映えするスポットや撮影のコツ、写真をさらに魅力的に加工する方法を詳しくご紹介します。
京都・東山エリアのインスタ映えスポット18選
京都の東山エリアは、歴史と文化が交差する魅力あふれる地域で、撮影スポットの宝庫です。古都の風情を感じられる場所が多く、着物姿で訪れると写真映えするスポットが豊富です。
ここでは、訪れるだけで特別な思い出になる3つの人気スポットをご紹介します。
祇園白川
祇園白川は、京都の象徴ともいえる風情ある町並みが残るエリアで、まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。白川に沿って続く石畳の道には、伝統的な町家が立ち並び、柳の木が風に揺れる様子がどこか懐かしい雰囲気を漂わせます。巽橋は祇園白川を代表する撮影スポットで、映画やドラマの舞台としてもたびたび登場しています。運が良ければ、舞妓さんが行き交う姿を見ることができ、京都らしい情景を楽しめます。
特に春の桜の季節は絶景です。白川沿いに咲く約40本のソメイヨシノが川面に映り込み、桜のトンネルを歩いているような感覚を味わえます。夜にはライトアップも行われ、昼間とは異なる幻想的な雰囲気に。桜以外の季節でも四季折々の景観が楽しめ、一年を通じて訪れる価値があります。着物姿で散策すれば、さらに京都らしさを感じられる写真を撮影することができるでしょう。
清水寺
清水寺は、京都の観光地の中でも際立つ存在感を持つ名所で、世界遺産にも登録されている歴史的寺院です。「清水の舞台」で有名な本堂は、崖からせり出すように建てられており、そのスケールの大きさに驚かされます。舞台から望む景色は、京都市街や遠くの山々まで広がり、特に秋の紅葉や春の桜の時期には、息をのむほどの美しい景色が広がります。
本堂のほかにも、三重塔や仁王門といった見どころが点在し、それぞれが歴史的・文化的価値をもつ重要な建造物です。また、境内にある音羽の滝は、恋愛成就や健康長寿などのご利益があるとされ、参拝者が列を作る人気スポットです。清水寺では春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季ごとに異なる美しさを楽しめ、何度訪れても新たな魅力を発見できます。
清水寺周辺には、伝統的なお土産物屋や茶屋が立ち並んでおり、散策の途中で一息つくことも可能です。着物をレンタルして訪れると、寺院の壮大な景色と相まって、思い出に残る写真が撮れます。
八坂神社
八坂神社は、京都を代表する神社の一つで、「祇園さん」の愛称で親しまれています。794年の平安京遷都以前から存在する古社で、歴史的価値が高く、全国にある八坂神社の総本社です。主祭神は素戔嗚尊(スサノオノミコト)で、厄除けや縁結び、商売繁盛など、多くのご利益があるといわれています。
境内に入ると、鮮やかな朱色の西楼門が出迎えてくれ、写真スポットとしても人気です。本殿や舞殿といった主要な建物は、「祇園造」と呼ばれる独特の建築様式が特徴で、歴史的な重厚感と美しさを備えています。特に夜間には提灯に明かりが灯り、昼間とは異なる幻想的な風景が広がります。
また、境内には多くの摂社や末社が点在しており、訪れるたびに新たな発見があるでしょう。特に「美御前社」は美容祈願で知られ、祇園の舞妓さんたちにも人気のスポットです。社殿前に湧き出る美容水を肌につけると、美しくなるご利益があるとされています。
7月に行われる「祇園祭」は日本三大祭の一つで、八坂神社の夏の風物詩です。豪華な山鉾巡行や伝統的な神事が行われ、国内外から多くの観光客が訪れます。着物姿でこのイベントに参加すれば、京都らしい特別な体験を満喫できるはずです。
東福寺
東福寺は、京都五山の一つに数えられる格式高い禅寺でありながら、気軽に訪れられるアクセスの良さでも知られています。特に紅葉の季節には、境内を埋め尽くすように広がる色とりどりのカエデが美しく、多くの観光客を魅了。中でも「通天橋」からの眺めは圧巻で、紅葉が川の流れと見事に調和し、一枚の絵画のような絶景が広がります。秋の見頃はもちろん、新緑の季節には青々とした木々が生き生きとした息吹を感じさせ、四季折々で異なる表情を楽しめます。
また、境内に点在する建築物や庭園も見逃せません。国宝に指定されている「三門」は、日本最古の禅寺の門として知られ、その壮大な姿は訪れる人々を圧倒します。
さらに、作庭家・重森三玲が手掛けた本坊庭園は、禅の精神と現代的な美意識が融合した独特の空間です。市松模様に苔が配された庭は、写真映えする美しい景観が楽しめます。着物をまとい、この伝統と自然の調和が美しい寺院を訪れることで、特別な一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
蓮華王院
蓮華王院、通称「三十三間堂」は、千手観音像が千体以上並ぶ壮大な本堂で知られる寺院です。その名の通り三十三の柱間を持つ長大な本堂は、その規模と荘厳な佇まいが圧倒的な存在感を放っています。堂内に並ぶ千手観音像はそれぞれ表情が異なり、訪れる人々は思わずじっと見入ってしまいます。また、中央に安置された千手観音坐像は高さ約7メートルにも及び、その神々しさには息を呑むばかりです。
さらに、堂内には風神雷神像や二十八部衆像といった歴史的な仏像もあり、仏教美術の深い魅力に触れられます。境内に佇む「太閤塀」は豊臣秀吉が寄進したもので、桃山時代の美意識が色濃く反映された重要な遺構です。蓮華王院は、その歴史と文化的価値だけでなく、独特の静謐な空間が広がり、心を落ち着かせてくれます。
特に着物を着て訪れると、千手観音像と和装が醸し出す特別な雰囲気が写真映えし、思い出深い旅になるでしょう。静寂の中にたたずむ仏像と向き合う時間は、日常の忙しさを忘れさせてくれるでしょう。
高台寺
高台寺は、豊臣秀吉の正室であるねねが、夫の菩提(ぼだい)を弔うために建立した寺院です。山肌に広がる境内には、紅葉や桜が美しく彩りを添え、京都の自然美を楽しめます。特に春の枝垂桜と秋の紅葉は必見で、臥龍池に映り込む景色は幻想的です。また、方丈庭園「波心庭」は、白砂と苔を巧みに使った枯山水庭園で、季節ごとに異なる趣を楽しめるでしょう。
高台寺の建築物もまた魅力的です。伏見城から移築された観月台は、ねねが月を眺めながら夫を偲んだとされる場所で、その歴史にロマンを感じます。さらに、霊屋(おたまや)では、桃山時代の蒔絵技術を駆使した豪華な装飾を見ることができ、秀吉夫妻の歴史的な足跡を感じられます。
境内の竹林を抜けると現れる茶室では、静かな時間を楽しむことも可能です。着物姿で散策しながら、歴史と自然が織りなす風情豊かな空間を楽しんでみてください。写真を撮るだけでなく、歴史の深さや季節の移ろいを感じながら、心癒されるひとときを過ごせるスポットです。
建仁寺
建仁寺は、祇園の賑やかな街並みの中に佇む京都最古の禅寺で、その格式高さと静謐な雰囲気が訪れる人々を引きつけます。鎌倉時代の建仁2年(1202年)に開山されたこのお寺は、京都五山の第三位に位置し、臨済宗の大本山として多くの人々の心の拠り所となっています。創建当時からの豊かな歴史を感じる建築物や庭園が特徴で、茶文化を日本に広めた栄西禅師ゆかりの地でもあります。
境内に足を踏み入れると、まず目に留まるのが趣の異なる3つの庭園です。「大雄苑」は広大な白砂の庭で、シンプルながらその奥深い意図が見る人の心を静かに整えます。「潮音庭」は、紅葉が鮮やかに彩る美しい空間で、どの方向から見てもバランスよくデザインされています。また、禅宗の思想を形にした「〇△□乃庭」は、現代的な感性を取り入れた独特の魅力があり、どの庭も写真映えするスポットとして人気です。
さらに、建仁寺はアート好きの方にもおすすめの場所です。特に「風神雷神図屏風」の複製画や天井に描かれた巨大な双龍図は圧巻です。その迫力と繊細な描写は、訪れる人々を圧倒します。境内で行われる坐禅体験や写経体験も好評で、心を落ち着けながら特別な時間を過ごすことができます。着物姿で静かな建仁寺を歩けば、その美しい景観と特別な雰囲気が、素敵な思い出を彩るでしょう。
知恩院
知恩院は、浄土宗の総本山として多くの信仰を集める名刹で、東山エリアを訪れる人々にとって外せない観光スポットの一つです。その歴史は深く、浄土宗の開祖である法然上人がこの地で念仏を広めたことから始まります。広大な境内には、国宝や重要文化財に指定された建築物が点在し、その壮大な歴史を体感できます。
知恩院の象徴ともいえる「三門」は、高さ二十四メートル、横幅五十メートルを誇る日本最大級の木造門で、その迫力は訪れる人々を圧倒します。また、2020年に大規模修復を終えた「御影堂」は、その美しい彩色と荘厳な雰囲気が見どころです。さらに、枯山水庭園の「友禅苑」では、紅葉の季節に美しい景色が広がり、池に映り込む色とりどりの葉が幻想的な風景を作り出します。
知恩院ならではの特徴として、七不思議と呼ばれる伝説や仕掛けが存在します。例えば、静かに歩いても音が鳴る「鴬張りの廊下」や、忘れ傘と呼ばれる魔除けの傘など、歴史とロマンが感じられるエピソードが満載です。夜間ライトアップの際は、庭園や建物が暖かい光に包まれ、昼間とは異なる幻想的な一面を楽しめるでしょう。知恩院は歴史的建造物と自然が調和する空間で、着物を着て歩けば、その魅力を一層堪能できます。
青蓮院
青蓮院は、東山エリアの静かな佇まいの中に位置する格式高い門跡寺院で、皇室との深い関わりから「粟田御所」とも呼ばれています。起源は比叡山にある「青蓮坊」とされ、平安時代から続く長い歴史が息づく場所です。広々とした境内には池泉回遊式庭園や茶室が点在し、訪れる人々に心安らぐ時間をもたらします。
この寺院の象徴的な存在が「青不動明王像」で、現在は将軍塚青龍殿に安置されています。荘厳な姿と美しい色彩は、一目見るだけで心を奪われます。また、庭園は室町時代の相阿弥作と伝えられ、池を中心に美しくデザインされた池泉回遊式庭園が見どころです。秋には紅葉が庭園全体を鮮やかに染め上げ、春には霧島つつじや桜が咲き誇り、季節ごとに異なる風景を楽しめます。
青蓮院は夜間ライトアップが人気で、青い光に包まれた庭園は、昼間とは異なる幻想的な姿を楽しめます。特に、宸殿前の苔庭や庭園全体が光に照らされる様子は、まるで絵画の中に迷い込んだような感覚を味わえます。着物を着てこの静謐な空間を訪れれば、非日常のひとときを満喫できるでしょう。自然と調和した歴史的な景観が、特別な記憶を刻む場所となるはずです。
安井金毘羅宮
安井金毘羅宮は「縁切り神社」として全国的に有名で、多くの参拝者が訪れる京都屈指のパワースポットです。この神社では悪縁を断ち切り、良縁を結ぶご利益があるとされ、特に恋愛や人間関係の悩みを持つ人々に親しまれています。飛鳥時代に藤原鎌足が創建したとされるこの場所は、古くから祈願所として信仰されてきました。
境内のシンボルともいえる「縁切り縁結び碑」は、高さ1.5メートル、幅3メートルの巨大な石で、その中央に開いた穴を通り抜けることで悪縁を断ち、良縁を結ぶ力が得られるといわれています。願い事を書いた「形代(かたしろ)」を手に、この穴をくぐる独特な参拝方法は、訪れる人々に印象的な体験を与えます。また、この石に貼られた無数のお札は、多くの人がここで願いを込めて祈りを捧げてきた証です。
安井金毘羅宮は悪縁を断ち切るだけでなく、海上安全や商売繁盛など、多岐にわたるご利益をもたらしてくれる神社でもあります。着物を身にまとい、この神秘的な場所で祈りを捧げれば、心機一転の気持ちで新しい一歩を踏み出せるでしょう。
産寧坂
京都の伝統的な石畳が美しい産寧坂(さんねいざか)は、清水寺へと続く参道の一部で、訪れる人々に懐かしさと情緒をもたらすスポットです。この坂道は、沿道に立ち並ぶ町屋風の建物や土産物店、甘味処がその魅力を引き立てており、古き良き京都の風景を楽しめる場所として人気です。
「産寧坂」という名前は、清水寺の子安観音に安産祈願をする参拝者が多かったことに由来します。また、地元では「三年坂」とも呼ばれ、ここで転ぶと三年以内に良くないことが起きるという言い伝えがあります。そのため、足元に注意して歩くと良いでしょう。この言い伝えにより、ひょうたんのお守りが縁起物として売られ、観光客に人気を博しています。
坂を登る途中には、京都の伝統工芸品を扱うお店や、抹茶スイーツを楽しめるカフェが点在し、休憩しながら散策するのもおすすめです。和装で訪れると、石畳の坂と着物のコントラストが美しい写真を撮影できます。また、夜には灯りがともるお店もあり、昼間とは異なる幻想的な雰囲気が広がります。
花見小路
祇園の中心を縦断する花見小路は、京都らしさを存分に楽しめるエリアとして多くの観光客で賑わうスポットです。南北に長く延びた通りには、伝統的な茶屋や料亭が並び、かつての華やかな文化が今なお息づいています。特に四条通から南のエリアは、明治時代からの趣を色濃く残し、町並み全体がまるで時代劇の舞台のように感じられます。
花見小路を歩くと、着物を着た人々や、本物の舞妓さんや芸妓さんに出会うこともできます。ただし、彼女たちを無断で撮影するのはマナー違反とされていますので、訪れる際には配慮を忘れずに。周辺の細い路地も風情があり、伝統的な建物と自然が調和した美しい景観が広がっています。
また、この通りにはおしゃれな和カフェや京都ならではのスイーツを楽しめるスポットも点在しており、観光の合間に立ち寄るのもおすすめです。夕方になると、通り全体が温かみのある光に包まれ、情緒あふれる雰囲気が広がります。着物レンタルをして訪れれば花見小路の美しい風景と相まって、特別な一日を過ごせるでしょう。
石塀小路
石塀小路は、東山エリアの中でも特に静寂で情緒あふれる小路として知られています。ねねの道から一本西に位置するこの小路は、石畳が敷き詰められ、両側には石塀のように見える町屋の石垣が立ち並びます。その独特の景観から「石塀小路」と呼ばれるようになりました。明治末期から大正時代にかけて形成された石塀小路は、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
小路の入口はややわかりにくいため、人混みを避けたい観光客にとって静かに散策を楽しめる隠れたスポットです。両側に立ち並ぶ木造の町屋や料亭、旅館は、それぞれが趣深い佇まいを見せ、特に夕暮れ時には灯りがともり、幻想的な雰囲気が広がります。赤レンガ造りの塀やモダンな外灯が点在するエリアもあり、和洋折衷の美しさが感じられるのも魅力の一つです。
フォトスポットとしても人気で、着物を着て訪れるとさらに雰囲気が増し、まるで時代を超えたような写真が撮影できます。京都の歴史と静けさを感じながら、石塀小路で特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
智積院
智積院(ちしゃくいん)は、真言宗智山派の総本山として知られる歴史ある寺院で、広大な境内には名勝庭園や宝物館、金堂など見どころが満載です。特に名勝庭園は「利休好みの庭」として知られ、東山の地形を活かした池泉回遊式庭園が見どころです。春にはツツジ、秋には紅葉が彩りを添え、四季折々の美しい景色を楽しめるでしょう。
智積院のもう一つの見どころは宝物館に展示された国宝障壁画です。長谷川等伯やその一門が描いた「桜図」や「楓図」など、豪華絢爛な作品が揃い、歴史的な美術品に触れる貴重な体験ができます。館内には丁寧な説明があり、美術に詳しくない方でも楽しめる工夫が施されています。
境内には宿坊も併設されており、朝のお勤めや庭園ガイドツアーなど、智積院ならではの非日常体験を楽しむことが可能です。着物を着て名勝庭園を散策すると、心安らぐひとときとともに、特別な写真が撮影できます。京都の文化と歴史を深く感じられる智積院で、静かな時間を過ごしてみてください。
六波羅蜜寺
六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)は、東山エリアの歴史と信仰が詰まった寺院で、平安時代に空也上人が創建したのが始まりとされています。この寺院は「西国三十三所霊場」や「都七福神」の巡礼地として知られ、多くの参拝者が訪れます。本堂には重要文化財に指定された歴史的建造物があり、朱塗りの鮮やかな外観が目を引きます。
見逃せないのは、宝物館に収められた空也上人立像をはじめとする仏像群です。空也上人立像は口から仏様が現れる独特な姿が特徴で、仏像ファンの間でも人気があります。また、2024年には12年に一度の秘仏「十一面観音立像」のご開帳により、注目を集めました。
六波羅蜜寺の境内では、御利益スポットやユニークなおみくじも楽しめます。「開運推命おみくじ」は、生年月日と性別で運勢を占う特別なおみくじで、訪れる人々から人気を集めています。着物姿で訪れると、歴史ある建物や仏像を背景に特別な写真が撮れること間違いなしです。静かな空間で日本文化に浸りながら、ゆっくりと散策してみてください。
泉涌寺
泉涌寺は真言宗泉涌寺派の総本山で、皇室と深い関わりをもつ「御寺(みてら)」として知られています。歴史は建保6年(1118年)に遡り、境内に涌き出た清泉にちなんで現在の名前がつけられました。広大な敷地を誇り、豊かな自然に囲まれた静寂な空間が特徴です。
中でも「仏殿」は必見のスポット。四代将軍・徳川家綱によって再建されたこの建物は、重要文化財に指定されており、堂内には運慶作と伝わる三尊仏が安置されています。また、3月中旬には巨大な涅槃図が公開され、その迫力と美しさは圧巻です。一方、「楊貴妃観音堂」では、美しい観音像を拝むことができ、その繊細な造形は訪れる人々を魅了します。
泉涌寺には、湧き続ける清泉を覆う「泉涌水屋形」や、紅葉の季節に鮮やかに彩られる「御座所庭園」など、どの季節に訪れても見どころが多くあります。着物を着て歩けば、古の日本の風情を感じながら美しい写真を撮ることができるでしょう。静けさと荘厳さを併せ持つ泉涌寺で、心穏やかなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
勝林寺
勝林寺は、東福寺の北側に位置する塔頭寺院で、美しい「花手水」と季節ごとの特別な御朱印がSNSでも話題を集めています。臨済宗東福寺派に属し、1550年に創建された歴史あるお寺です。特に紅葉の季節には、本堂前の「吉祥紅葉」が彩りを添え、訪れる人々を楽しませます。
勝林寺の最大の魅力の一つは「花手水」。手水舎を季節の花々で飾るこの取り組みは、まるでアート作品のような華やかさで、訪れるたびに違う表情を楽しめます。さらに、独特なデザインの御朱印も人気で、切り絵を取り入れたものや季節限定のものなど、コレクションしたくなるものばかりです。
また、坐禅や写経といった体験プログラムも充実しており、日常の喧騒を離れて心を整えられます。特にヨガとのコラボ体験は珍しく、若い女性にも好評です。勝林寺は、華やかな写真を撮るだけでなく、心身ともにリフレッシュできるスポットとしてもおすすめ。ぜひ着物を纏い、風情あるひとときを過ごしてみてください。
茶わん坂
茶わん坂は、清水寺への参道として知られる坂道で、その名の通り「清水焼」の発祥地としても有名です。この坂道は、歩くだけで京都の伝統工芸と美意識を感じられる場所として、多くの観光客を魅了しています。
坂沿いには清水焼の専門店が軒を連ね、色とりどりの陶器が並ぶ光景は写真映えします。さらに、清水焼だけでなく、京扇子や京菓子といった伝統工芸品を扱うお店も多く、散策をしながらお土産を選ぶ楽しみもあります。現代的なギャラリーやモダンアートの展示も点在しており、伝統と新しさが調和した街並みが広がります。
茶わん坂を歩く際は、ゆっくりとお店を巡りながら、清水焼や京焼の美しさに触れてみてください。着物で訪れれば、古都京都の風情をさらに感じられることでしょう。また、坂の頂上に近づくにつれて見えてくる清水寺の壮大な景色もお楽しみください。茶わん坂は、京都観光の思い出を鮮やかに彩る特別な場所です。
京都ならではのインスタ映えするアイテム
京都は、伝統と現代が融合した魅力的な街で、若い女性にとってインスタ映えするスポットが数多く存在します。ここでは、京都ならではのフォトジェニックなアイテムを3つご紹介します。
着物
京都の街並みと着物は相性が良く、特に嵐山や祇園などの歴史的エリアでの着物姿は、写真映えするといわれています。多くのレンタルショップがあり、色とりどりの着物や帯、小物を自由に組み合わせて、自分だけのコーディネートを楽しめます。また、プロの着付けやヘアセットを提供する店舗も多く、初めての方でも安心して利用できる点も魅力です。
着物を着て京都の風情ある街並みを散策すれば、特別な思い出とともに素敵な写真を撮影できるでしょう。
スイーツ
京都は、和と洋が融合した独特のスイーツが豊富で、見た目も美しいものが多いです。例えば、祇園の「ジュヴァンセル」では、宇治抹茶を使ったチョコレートソースに季節のフルーツを絡めて味わう「祇園フォンデュ」が人気を集めています。河原町の「MACCHAHOUSE抹茶館」では、升に入った抹茶ティラミスが話題となっています。
また、カラフルなゼリーポンチで有名な「喫茶ソワレ」など、訪れるだけで心が弾むスイーツスポットも多くあります。これらのスイーツは、味だけでなく写真映えするため、SNSに投稿すると注目を集めやすいでしょう。
ドリンク
京都のカフェでは、見た目も美しいドリンクが楽しめます。東山エリアの「.S(ドットエス)」では、バリスタが作る美しいラテアートが人気です。また、祇園の「祇園北川半兵衛」では、日本茶専門店ならではの抹茶やほうじ茶を使ったドリンクが楽しめます。さらに、河原町の「goody」では、カラフルなトッピングが選べるオリジナルアイスクリームやレモネードが人気です。
これらのドリンクは味わい深く見た目も華やかで、写真に収めたくなること間違いなし。京都を訪れる際は、これらのアイテムを楽しみながら素敵な写真を撮影し、思い出を残してみてください。
インスタ映えする写真の撮り方
京都観光中、せっかく写真を撮るならインスタ映えするように写したいと思う方も多いでしょう。ここでは、インスタ映えする写真撮影のポイントを4つご紹介します。
撮り方①構図を意識する
写真の構図は、仕上がりの印象を大きく左右します。まず、スマートフォンのグリッド機能を活用しましょう。画面を縦横に3分割する線が表示され、被写体をどこに配置するか決めやすくなります。
例えば、着物姿の自分をグリッドの交点に合わせて配置すると、バランスの良い写真になります。また、背景に京都の風景を取り入れる際は、前景・中景・後景の3つを意識すると、奥行きのある写真に仕上がります。
撮り方②アングルを決める
アングルを工夫すれば、写真の雰囲気を大きく変えられます。例えば、低い位置から見上げる「ローアングル」で撮影すれば、着物の柄や帯が強調され、迫力のある一枚になります。
一方、真上から撮影する「俯瞰ショット」は、茶道体験や和菓子と一緒に撮影するのにおすすめです。さまざまな角度から撮影し、自分らしい一枚を見つけてください。
撮り方③自然光を活かす
自然光は、写真を美しく撮るための強い味方です。特に朝や夕方の柔らかい光は、肌を美しく見せ、着物の色合いを鮮やかに引き立てます。屋外で撮影する際は、直射日光を避け、木陰や建物の陰など、柔らかな光の当たる場所を選びましょう。
また、室内での撮影では窓際の自然光を利用すると、温かみのある写真に仕上がります。
撮り方④背景にこだわる
背景選びも、写真のクオリティを左右します。京都には清水寺や嵐山、祇園など、着物姿に映える風景が数多くあります。背景がごちゃごちゃしていると主役がぼやけてしまうので、シンプルで美しい場所を選びましょう。
また、背景に季節の花や伝統的な建築物を取り入れると、京都らしさが増し、より魅力的な写真になります。さらに、背景に奥行きをもたせることで写真全体に深みが生まれるでしょう。
インスタ映えする写真に加工するコツ
京都で撮影した写真をインスタグラムにアップする際は、加工を加えることで、より魅力的に仕上げられます。写真の加工次第で、元々の美しさをさらに引き立てられるので、この機会に覚えておきましょう。
ここでは、インスタ映えする写真に加工するためのコツをご紹介します。
コツ①フィルターを活用する
フィルターは、写真の雰囲気を手軽に変えることができる便利なツールです。着物の色や柄に合ったフィルターを選ぶことで、写真全体に統一感を持たせることができます。例えば、伝統的な和の雰囲気を強調したい場合は、暖色系のフィルターやレトロ調のフィルターを使うと効果的です。一方、モダンでクールな印象にしたい場合は、寒色系のフィルターやモノクロフィルターを試してみてください。フィルターの強度は調整可能なので、自然な仕上がりになるよう微調整すると良いでしょう。
コツ②色合いを調整する
写真の色合いを調整することで、被写体の魅力をさらに引き出すことができます。明るさを適切に調整することで、着物の細かなディテールや美しい色彩を引き立てられます。コントラストを高めると、写真全体が引き締まり、立体感が増します。彩度を上げすぎると不自然になることがあるので、着物の色が鮮やかに見える程度に抑えるのがポイントです。また、シャドウやハイライトの調整も行うと、写真の深みが増し、プロのような仕上がりになります。
コツ③アプリを使う
写真加工アプリを活用すると、より高度な編集が可能になります。以下に、初心者でも使いやすいおすすめのアプリをいくつかご紹介します。
Lightroom
プロフェッショナルも愛用する高機能編集アプリで、明るさや色合いの微調整が可能です。初心者でも直感的に操作できる点が魅力です。
Canva
デザインテンプレートが豊富で、写真の加工だけでなく、ストーリーズや投稿用のデザイン作成も簡単に行えます。初心者でもプロ並みのデザインが作成できます。
Snapseed
Googleが提供する無料の高機能編集アプリで、細部の修正や選択的な調整が可能です。初心者から上級者まで幅広い層に利用されています。
これらのアプリを活用し、自分好みの写真に仕上げてみてください。各アプリには独自の機能やフィルターが備わっているため、いくつか試して自分に合ったものを見つけましょう。
着物姿で京都のインスタ映えスポットに行こう
いかがでしたでしょうか?京都・東山エリアのインスタ映えスポットや撮影のコツについてお分かりいただけたかと思います。歴史的な街並みや風情ある景色、京都ならではのアイテムを取り入れることで、特別な思い出を写真に残せます。今回の情報を参考に、京都観光を心ゆくまでお楽しみください。
着物レンタルの夢京都は、清水寺や祇園、嵐山といった人気観光地の近くに店舗を構え、便利なロケーションが特徴です。ホテル返却にも対応しており、手ぶらで気軽にご利用いただけます。夢京都で着物姿を楽しみながら、京都の美しい景色と特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。