京都で着物レンタルは清水寺近くにあるきものレンタル夢京都高台寺店

京都の着物レンタル 夢京都 高台寺店 > 夢京都コラム > 南禅寺が着物映えする理由【きものレンタル夢京都祇園店】

夢京都コラムColumn

2020.05.28

南禅寺が着物映えする理由【きものレンタル夢京都祇園店】

南禅寺が着物映えする理由【きものレンタル夢京都祇園店】

 

南禅寺の境内にある水路閣は写真映えするといわれているスポットです。

その佇まいからはノスタルジックさが感じられ、写真の背景にすれば自然とモダンでおしゃれな雰囲気に仕上がります。

そして着物で散策すると、まるでタイムスリップしたかのような錯覚に陥るほどしっくりくるのです。

今回はそんな水路閣が着物映えする理由について解説していきます。

 

 

水路閣はどのようなもの?

 

 

水路閣は今でこそ、モダンでおしゃれという評価を得ていますが、当時は著名人にも建設を反対されたものなのです。

南禅寺の境内にある水路閣は、琵琶湖の湖水を京都の街中へと運ぶための水路橋として明治23年に作られました。

以降、京都の発展に大きく貢献したといわれています。

93.2メートルもの全長、幅4メートル高さ14メートルの水路閣の設計とデザインを務めたのは大学を卒業したばかりの土木技術者である田辺朔郎氏です。

着工から5年後に大津市から鴨川までと蹴上から分岐する疏水分線が完成しました。

煉瓦造りの水路閣は当時からすればモダンな造りで、南禅寺の景観からすると合わないのではないかとも考えられていたようです。

それが反対される理由にもなっていましたが、古代ローマの水道橋をモデルに設計されたとされる水路閣は、実際に見てみると周りの風景を邪魔せず自然に溶け込んでいます。

そして今となっては、CMやドラマのワンシーンで使われるほど水路閣の風景は馴染み深く、京都に欠かせないものになっているのです。

 

 

水路閣は京都でも人気の撮影スポット!!

 

引用元:https://photo53.com/suirokaku.php

 

水路閣は西洋を彷彿とさせるアート型の水路橋です。

レンガで造られていて、写真撮影に使うと情緒あふれる風景を演出してくれることから、人気の撮影スポットでもあります。

特に秋の季節であれば、周囲に落ちた紅葉が水路閣をさらに引き立ててくれるでしょう。

紅葉の赤が水路閣に反射し、幻想的な風景になります。

写真映えする景色なので、水路閣のモダンな雰囲気に合わせて着物で撮影している人も多いといいます。

また、ドラマやCMだけではなく、映画などの撮影場所としてもよく使われる場所です。

 

南禅寺の境内にある水路閣ですが、南禅寺自体も観光スポットとして人気がある寺院です。

そのため観光シーズンは人が多く、せっかくの雰囲気を感じられないかもしれません。

ノスタルジーな雰囲気に浸りたいのであれば、人気が少ない時間や季節を選んだ方が良いでしょう。

人が少ない方が着物映えする写真も撮影できます。

 

 

南禅寺は見どころ満載

 

引用元:https://photo53.com/nanzenji1.php

 

モダンな雰囲気を楽しめる水路閣と違い、南禅寺は風流な景色を楽しめます。

南禅寺で特に知られているのは三門です。

石川五右衛門の「絶景かな! 絶景かな!」という名台詞でお馴染みの楼門五三桐(歌舞伎の演目)も、南禅寺の三門を舞台としています。

天下龍門とも呼ばれるこの門は南禅寺のシンボルとしても名高く、国の重要文化財として指定を受けています。

そんな三門の楼上から見られる景色はまさに絶景です。

春には桜が、夏は新緑が美しく秋は紅葉で情緒あふれる景色を見せてくれます。

 

方丈も南禅寺に足を運んだのであれば必見です。

国宝に指定されており、方丈前にある枯山水の庭園は名勝指定されており、観賞価値は高いです。

虎の子渡しの庭とも呼ばれているそこは、季節の移り変わりによってさまざまな顔を見せる木々を愛でることができる場所でもあります。

方丈は拝観料が必要になりますが、それだけの価値があるといえます。

南禅院は価値のある庭園もあります。

京都で唯一鎌倉時代に作られたもので、亀山天皇が作庭を始めたそうです。

庭園には可愛らしい亀島があり、まさに亀の形をしています。

南禅院は静寂に包まれた場所で、派手さは少ないものの、庭園好きにはもってこいの風流を感じられるスポットです。

こちらも拝観料が必要となっているので、せっかくなら見てみようと考えている人は、事前に南禅院の庭園の拝観料について調べておくと良いでしょう。

 

 

南禅寺に行くのならば着物がおすすめ!

 

 

南禅寺の風景はとても着物が合います。

特に水路閣で写真撮影を考えているのであれば、明治時代や大正時代をイメージした着物で訪れると着物映えすること間違いなしです。

おすすめなのが、大正ロマンや明治ハイカラをイメージした着物を着こなすことです。

西洋風のアーチの前でレンガを背景にすれば、素敵な写真が撮れるでしょう。

大正ロマンであれば、小物をレトロなものに変更したり、足元をブーツに変えたりするだけで印象が変わります。

下駄よりもブーツの方が歩きやすさはあるので、水路閣に訪れた際にたくさん写真を撮りたいのであれば、足が疲れにくいブーツが良いかもしれません。

帯留や髪飾りも少し大ぶりなものを使うとさらにレトロ感アップです。

半襟なども取り入れるのもおすすめできます。

大正、明治コーディネートは比較的簡単に取り入れられるので、ぜひ水路閣に行く際は普段は着ないようなコーデを楽しんでみましょう。

 

 

水路閣のシチュエーションを存分に楽しんで

 

水路閣は明治にできた水路橋です。

当時の情景に思いを馳せながら、着物で散策するのも良いかもしれません。

南禅寺も着物が合う寺院です。

ぜひ普段は見ることのできないような風景や景色を楽しんでみてください。

一覧へ戻る