夢京都コラムColumn
京都にある着物レンタル店の選び方と着崩れを防ぐポイント

京都観光を着物で楽しみたいと考えているのであれば、レンタルを利用すると便利です。ただ、レンタル店の数が多く、どこにしようか悩んでいる方もいるでしょう。
そこで、どの店を選べば良いか決めかねている方のため、京都の着物レンタル店の選び方を紹介します。
この記事を読むことで注目したいポイントやトラブルを避けるために押さえておきたいことなどがわかるようになるので、ぜひご覧ください。着崩れしない方法もまとめました。
京都の着物レンタル店の選び方
京都で着物レンタルをする際は、店選びにこだわることが大切。ここでは、着物レンタル店の選び方として押さえておきたいポイントを7つ紹介します。
①京都の観光コース・宿泊先から近い店を選ぶ
着物レンタル店を選ぶ際は、足を運ぼうと考えている観光コースや宿泊先から近い店を選ぶことが重要です。
観光コースから近ければ、着物をレンタルしてすぐに目的地に向かえます。目的地までの距離が近ければそれだけ着崩れもしにくくなるので、どのような観光コースを回る予定か早い段階で決めておき、目的地に近い店を選びましょう。
また、離れている観光スポットを回る場合は、どちらかの目的地に近いレンタル店ではなく、宿泊先から近いレンタル店を選ぶのもおすすめです。宿泊先から近い店を選んでおけば宿泊先に戻る際に返却ができます。
②着物の種類が豊富な店を選ぶ
選択する着物レンタル店によって取り扱っている着物の種類は異なります。たくさんの選択肢があったほうが好みに近いものを見つけやすいため、着物の種類が豊富な店を選びましょう。
品ぞろえが豊富な店は流行の着物や帯を取りそろえていることが多いため、トレンドを楽しみたいと考えている方にもぴったりです。
③サービス内容で選ぶ
サービス内容をよく確認しておきましょう。相場と比較して激安のレンタル店を選んだところ、着付けやヘアセットの質が悪いことも考えられます。
また、荷物の預かりサービスが用意されているかは利用するレンタル店によって異なるので、注意しておきましょう。
利用したいサービスがある場合は、それらを取り扱っているか事前に確認が必要です。
④価格がわかりやすい店を選ぶ
一般的に、着物レンタルの費用相場は3,000~7,000円程度です。複数のプランを用意している店舗が多いので、どのプランにいくらかかるのかわかりやすいところを選択しましょう。
選択するサービスやプランによっては、追加料金がかかることもあります。また、オプションの料金設定もわかりやすいか確認しておくことが重要です。
⑤着物を汚してしまった際の補償や保険が用意されている店を選ぶ
万が一、着物を汚してしまったときのことを考え、補償や保険が用意されているものを選びましょう。
多くのケースでは、洗濯で落ちる程度の小さな汚れであれば追加料金はかかりません。
ですが、頑固な汚れを付けてしまったり、補修が必要になるような破れが発生してしまったりした場合は追加費用がかかることがあります。補償や保険の内容をよく確認しておきましょう。
⑥Webで予約やキャンセルを容易にできる店を選ぶ
近年はWebで予約やキャンセルができる着物レンタル店が増えてきました。Web対応が可能な着物レンタル店を選んでおけば、急な予定変更などが起こった際にキャンセルの連絡をしやすくなります。
キャンセルの連絡が遅れてしまった場合はキャンセル料が発生することも考えられるので、何かあった際に容易に連絡しやすい手段が用意されているかは重要なポイントです。
⑦翌日返却できる店を選ぶ
着物をレンタルしてその日のうちに返却しなければならないと、非常に忙しく行動しなければなりません。そのため、翌日返却サービスを用意している着物レンタル店を活用すると良いでしょう。
一般的に追加料金がかかりますが、翌日返却サービスを活用すれば夜に着物を着て散策し、写真を撮影することも可能です。
京都の着物レンタル店の探し方
京都の着物レンタル店は数が多いため、どのサービスを利用しようか悩んでしまうこともあるでしょう。着物レンタル店を選ぶ際、特に重視したいのが人気のある店かということです。
人気がある店には、理由があります。
たとえば、品ぞろえが豊富だったりサービスが充実していたりすることも期待できるでしょう。一方、人気がない店は取り扱っている着物の種類が限定的だったり、対応が悪かったりすることも考えられます。
せっかくの旅行を台無しにしないためにも、人気が高く、信頼できる着物レンタル店を選ぶことが重要です。利用者からの口コミ評判を調べてみることもおすすめします。
どのような種類の着物をどの程度取り扱っているかも確認しておきましょう。選べる着物の種類が少ないと好みに合わないものを我慢して着ることになってしまう可能性もあります。
小物類の数もレンタル店によって異なるので、チェックしておきましょう。
着物レンタルで着付けをしてもらってから着崩れしない方法
着物レンタルでよくある失敗が、観光中に着付けが崩れてしまうというものです。着付けがセットになっているプランを選択して着物を着る場合、自身では着崩れした際にうまく直せない方が多いのではないでしょうか。
そこで、できるだけ着崩れしないようにするためにはどのようなポイントがあるのか紹介していきます。
立ち方
着物を着るときは姿勢が大切といわれており、背筋をまっすぐに伸ばして肩の力を抜く立ち方をすることで美しく見えます。肩がこわばった状態になると猫背気味になり、着崩れしやすくなってしまうので注意しましょう。
常にまっすぐに立つことを意識し、あごを軽く引いた状態で視線は前を向きます。立つ際、足は肩幅よりも少し狭めの位置に来るように意識しましょう。
このとき、少しだけつま先を内側に向けることにより、女性らしく見えるようになります。
特に長時間着物を着る場合、膝をピンと伸ばした状態で立っていると疲れやすくなるので注意しましょう。
少しだけ膝を曲げ、重心が軽く後ろに来るようにすると安定感が生まれやすくなり、長時間立っていても疲れにくくなります。
歩き方
観光で着物を着て京都を歩く場合、歩き方を意識することも重要です。着物が特に着崩れしやすいのは、歩いているときといえます。
基本は歩幅を小さくし、ゆっくりと歩くことを意識しましょう。大股で歩いてしまうと裾が乱れやすくなります。
また、歩く際は少し内股気味を意識することで裾が崩れにくくなるので、意識してみてはいかがでしょうか。道の上に引かれた1本の線の上を歩いている感覚をイメージすると裾が乱れるのを防げます。
特に注意しなければならないのが、足を踏み出した際に着物の裾を引っかけてしまうことです。ただ一度だけ裾を引っかけただけでも大きく着崩れしてしまう可能性があります。
それから、観光スポットでは階段を登ったり下りたりすることもあるでしょう。このときは片手で裾を持つことで着物が階段に触れてしまうのを防げます。
裾を引っかけてしまうと転んでしまうこともあるので、十分注意しましょう。
座り方
休憩する際や電車などで移動する際、着物を着たまま座ることもあります。まっすぐ立った状態からゆっくりと腰を落として座りましょう。
座っている時は背中が丸くならないように注意が必要です。上半身の着物が引っ張られてしまい、着崩れする原因になります。
車に乗る場合は、ドア側を向いて乗る形で座り、お尻を起点にする形で足をそろえて体を回転させましょう。
できるだけ両足を大きく離さないようにするのがポイントです。
用の足し方
用を足す際は姿勢が大きく崩れ、着崩れしやすいタイミングといえます。
まず、両手を使って着物の裾をしっかりとめくりあげていきます。
このとき、和装クリップと呼ばれるアイテムを用意しておくと袖や着物を挟んで留めることが可能です。和装クリップがない場合は、裾をくるくると丸めていくイメージで腰のあたりまで上げるようにしましょう。
着物を引っ張ってしまうと着崩れしやすくなるため、注意が必要です。
下着を下ろして用を足したら着物を戻して整えます。
観光地は混んでいて、トイレを見つけてもすぐに駆け込むのが難しいこともあるでしょう。ギリギリの状態でトイレに入ると焦って着崩れしてしまうことがあるので、トイレを見つけるたびに入るような気持ちでいることをおすすめします。
お気に入りの着物レンタル店を探そう
いかがだったでしょうか。京都の街を着物で歩きたいと考えている方のため、レンタル店の選び方や、着崩れを防ぐためのポイントを紹介しました。どのようなことに注意しておけば良いかご理解いただけたかと思います。
着物のレンタル店探しをしている方は、ぜひ夢京都をご利用ください。オプションで着物の翌日返却ができるほか、ホテルでの返却、他店舗での返却にも対応可能です。
着付けに必要なものはすべてご用意しており料金に含まれていますので、特別な持ち物もなく、京都観光を楽しめます。
京都での着物レンタルなら夢京都へ。
清水寺、高台寺、嵐山など京都の人気観光地に店舗があり、ホテルでの着物返却も可能です。
京都での思い出をより素敵なものにしてみませんか。