夢京都コラムColumn
着物で楽しめる銀閣寺をご紹介【きものレンタル夢京都祇園店】
清水寺や金閣寺など、京都には魅力的な観光スポットがたくさんあります。
中でも着物姿で訪れたいのが、銀閣寺です。
銀閣寺は金閣寺に並ぶ有名観光スポットですが、実は着物が似合う写真映えスポットでもあります。
京都には気軽に着物を借りられるレンタルショップがたくさんあるので、街の風景に合うような着物を身にまとって、銀閣寺を堪能しましょう。
ここでは、一度は目にしたい銀閣寺の見どころをご紹介します。
隠れ癒しスポット!銀閣寺とは?
銀閣寺の歴史
銀閣寺は、室町時代に8代将軍・足利義政によって建立されました。
実は銀閣寺というのは通称で、本当の名は義政の法号に由来する「慈照寺」といいます。
義政の祖父・足利義満が建てた北山山荘(金閣寺)を真似て建立されたといわれており、現在は金閣寺同様、ユネスコの世界遺産に登録されています。
金閣寺との違い
銀閣寺は金閣寺と同じく、3代将軍・足利義満によって建立された相国寺の塔頭寺院です。
どちらも足利家ゆかりの寺として、地元の人々から大切にされてきました。
金箔が施された煌びやかな金閣寺と比較すると、木造の銀閣寺は地味だという印象を受けるでしょう。
これは応仁の乱の直後、資金不足の中で建立されたことが原因で、銀箔を施すことができなかったためだといわれています。
金閣寺のような豪華な建物にはなれなかったものの、銀閣寺には日本人の好む奥ゆかしさが感じられるとして、多くの人々の心を癒してくれています。
銀閣寺の基本情報
拝観時間:夏季 (3月1日~11月30日) 午前8:30~午後5:00
冬季 (12月1日~2月末日) 午前9:00~午後4:30
拝観料:大人(高校生以上)500円
小・中学生300円
アクセス:JR京都駅から京都市バス『銀閣寺道』下車
駐車場有(普通車40台/一日1,040円)
ここは必見!銀閣寺の人気観光スポット
銀閣寺の敷地内は広いので、どこに行こうか迷ってしまう人も少なくないでしょう。
ここでは、銀閣寺の中でも特に押さえておきたい、人気観光スポットをご紹介します。
観音殿
参照元:https://www.shokoku-ji.jp/ginkakuji/gallery/
銀閣寺を訪れたら、なにはなくとも見ておきたいのが観音殿です。
観音殿を銀閣寺だと思っている人も少なくありませんが、銀閣寺とは敷地内全体のことを指し、私達がよく目にする木造の建物は観音殿と呼ばれています。
二重構造の観音殿は、一階が住宅風の心空殿、2階は禅宗の仏堂である潮音閣になっています。
外側から観音殿を見上げれば、重厚感に圧倒されるでしょう。
雪化粧をまとった観音殿の美しさは別格なので、冬にはぜひ着物姿で訪れて、記念撮影をしてください。
東求堂
国宝に指定されている東求堂には、日本最古といわれる茶室・同仁斎があります。
観音堂同様に写真映えするスポットでもありますが、歴史が感じられる特別な場所でもあります。
同仁斎は茶道や華道が生まれた場所であり、書院造の原型だともいわれているので、歴史に興味がある人はぜひ訪れてみてください。
展望所
銀閣寺は見上げる形で眺めることが多いですが、実は近くに展望所があります。
銀閣寺を上から見下ろせるので、珍しい構図で写真撮影ができます。
また、京都の市中も見渡せるので、着物を着て訪れれば、ゆったりとした時間の中で歴史を体感できるでしょう。
着物を着たらチェック!銀閣寺の写真映えスポット
銀閣寺には、他にも多くの写真映えスポットがあります。
時間に余裕があるという人は、敷地内を巡って自分だけの着物写真を撮影しましょう。
向月台&銀紗灘
参照元:https://www.shokoku-ji.jp/ginkakuji/gallery/
円錐の上部を真横にカットしたような形の向月台は、砂を盛って作られているとは思えないほど美しい造形物です。
正面の月待山から月が昇るのを待つために、台座として作られたという説や、上部の平面に月の光を反射させて庭を照らすために作られたという説があります。
1.8メートルもの高さがある向月台も見ものですが、その横に広がる砂の波模様、銀紗灘も見ものです。
複数のラインから描き出される銀紗灘の美しい波紋はどこかモダンで、現代的な柄の着物ともマッチします。
銀閣寺垣
総門から敷地へと進むと、背の高い垣根が見えてきます。これが、銀閣寺垣です。
身長よりもはるかに高い銀閣寺垣は、下部が石垣、上部が生垣と分かれています。
和風の造りなのに西洋のような雰囲気を持つ銀閣寺垣も、着物が映えるスポットなので、素通りしてしまわないように注意してください。
龍背橋&錦鏡池
銀閣寺は建物も魅力的ですが、周囲の庭園も魅力的です。
苔深い銀閣寺の庭園は、芸術を愛した義政自身が造園を指揮したと伝えられています。
龍背橋から観音殿の方向を振り返ると、錦鏡池の奥に静かに佇む銀閣寺が見えます。
絵葉書になるほど美しい光景なので、ここでもぜひ着物姿で写真撮影を行ってください。
銀閣寺を参拝するなら着物がおすすめ!
せっかく歴史情緒溢れる銀閣寺を訪れるのなら、ふさわしい格好で観光しましょう。
「きものレンタル夢京都」では、100種類以上ある着物の中から、自分の好みに合う一着を選べます。
着付けやヘアセットはプロにお任せできるので、着物初心者でも安心です。
今後、銀閣寺を訪れる予定があるという人は、まずはきものレンタル夢京都にご相談ください。