夢京都コラムColumn
京都東山を着物散策するスポットをご紹介【きものレンタル夢京都祇園店】
京都散策で適している地域といえば、東山エリアが該当します。
京都駅からバスで15分の東山は、徒歩で様々な観光スポットを散策して観ることができるのです。
京都の街並みに合わせて、着物で散策するのも風景に溶け込んで良いのではないでしょうか?
今回は京都・東山エリアを着物で散策したい方へ、おすすめのスポットを紹介します。
可愛らしいうさぎ達がお出迎え!岡崎神社
東山駅から徒歩20分ほどでたどり着く、岡崎神社というスポットがあります。
この神社は別名・うさぎ神社と呼ばれるほど、多くのうさぎが出迎えてくれます。
岡崎神社は子授け、安産、縁結びの神社として親しまれており、狛犬の代わりに、狛うさぎや招き猫の代わりの招きうさぎなど、多くのうさぎが配置されています。
本殿の向かいでは、可愛らしいうさぎの置物がたくさん飾られています。
元はおみくじの容器なのですが、持ち帰らずに奉納する参拝者が多く、結果としてフォトジェニックとも言えるうさぎの行列が出来上がったのです。
また、境内にあるうさぎの中でも、特に子授けのうさぎ像が信仰を集めています。
手水舎に黒御影石で作られたうさぎ像がありますが、このうさぎは月を仰いで体に力を満たしたうさぎであるとされ、水をかけてお腹を撫でれば、子宝に恵まれると言われているのです。
授与品にも、うさぎをモチーフにしたものや、うさぎのデザインがあしらわれたものが多くあります。
中でも特徴的なのが飛躍守と呼ばれるお守りで、飛躍と書いてぴょんと読みます。
まるでうさぎがハネるかのようなイメージを持つネーミングで、参拝者から人気です。
可愛らしいうさぎ柄があしらわれた着物を着て岡崎神社へ足を運べば、さらに運気がアップしそうですね。
ものづくりのクリエイターや作家が集まる長屋|あじき路地
清水五条駅から徒歩5分で着く、町家長屋のあじき路地。
ここは、10名ほどのクリエイターや作家達が住んでいる長屋です。
彼らは、このあじき路地で暮らしながらクリエイターとして作品を作ったり、商品を手がけたりしています。
長屋では、お店として商品を販売したり、創作活動の様子を見学したり体験したりできます。
若手作家達が活動できるようにと、近隣の住民が見守りはじめたのが、このあじき路地の始まりだそうです。
クリエイターが手がける商品や作品は様々で、可愛らしいアイシングクッキーを手がけるお店から、ネイルや帽子などを扱ったファッション小物のお店もあります。
長屋は築100年以上の建物なので、とても風情があり、着物で散策するにはぴったりです。
一般の入居者に配慮して立ち入り制限が設けられているため、まさに穴場といえるでしょう。
風情ある長屋で、これから活躍する作家達の作品をゆっくりと堪能するのも、東山エリアならではの楽しみ方かもしれません。
営業時間や定休日は、そのお店によってまちまちです。
お目当てのクリエイターの作品を見られるように、事前に確認しておきましょう。
特に作家やクリエイターに興味がある人は、一度は訪れてみたい場所と言えるのではないでしょうか。
おしゃれなカフェで疲れを癒す|長楽館カフェ
参照元:https://www.chourakukan.co.jp/topics/dessert-cafe/afternoontea-menu.html
和風なカフェではなく、とても豪奢な洋館である長楽館のカフェは、ルネッサンス風の広間やロココをはじめとする建築スタイルを楽しめる場所です。
応接室として国内外の偉人を迎えていた迎賓の間は、現在はアフターヌーンティーを楽しめる憩いの場となっています。
ロココ様式のお部屋で、英国式のアフターヌーンティースタンドにスコーン、サンドウィッチなどが並び、目でも楽しめること間違いなしです。
ケーキやお茶で疲れを癒しつつ、優雅な時間を堪能できますよ。
長楽館自体は、明治に建てられた建物です。
先述の通り、由緒ある客人をもてなすための場として利用されてきました。
その際に使われた各部屋が、現在ではカフェになっています。
100年以上の歴史ある建物の中で、その面影に浸りながら、ゆっくりとした時の流れを過ごしてみるのも良いかもしれません。
アフターヌーンティーは、12:00〜18:00までの間に二回開催されます。
全面禁煙で、席数もそれほど多くはありません。
事前に予約をして楽しむ、大人のスポットとなっています。
着物を着て洋館でアフターヌーンティーを楽しむのは意外かもしれませんが、明治時代のように和と洋の融合を楽しめるはずです。
東山エリアは歩くことが多い
京都・東山エリアの散策スポットをいくつかご紹介しましたが、駅から徒歩10分以上かかるスポットもあります。
ほかにも散策したい場所があれば、かなり歩くことになるかもしれません。
慣れていない草履だと、苦労する可能性もあります。
その場合は、着物のプロフェッショナルに相談してみるのも良いのではないでしょうか?
着物だからと言って、必ずしも草履でなければならないというわけではないのです。
着物にショートブーツを合わせてもおしゃれですし、場合によっては、そちらのほうが散策しやすいケースもあります。
素敵な着物で楽しみながら散策したいのであれば、できる限り快適に一日を過ごせるように工夫しましょう。