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2020.06.29

着物デートでおすすめな鴨川スポット

着物デートでおすすめな鴨川スポット

 

京都の定番スポットや、神社仏閣の散策にも飽きてしまったという人もいるかもしれません。

また、たまにはのんびりとした雰囲気を楽しみたいと考える人や、神社仏閣以外の場所へ赴きデートを楽しみたいという人もいるでしょう。

そんな人たちにとって、鴨川はぴったりな場所です。

今回は着物デートにおすすめな鴨川に焦点を当ててご紹介していきます。

 

 

鴨川はどんなところ?

 

引用元:https://photo53.com/

 

鴨川は、京都市内を南北に流れる、33キロメートルほどもある河川です。

鴨川は喧騒から隔離されたようにのんびりとした雰囲気があり、散歩するカップルが多くいます。

また、鴨川は家族でも楽しめる場所となっており、休日には多くの人で賑わっています。

特に加茂川と高野川の合流地点となっている鴨川デルタと呼ばれる場所は、京都の人にとって憩いの場所です。

二つの川が交差してできた三角形の地形が三角州に似ていることから、鴨川デルタと呼ばれるようになりました。

近隣には大学をはじめとする教育施設が多くあるため、学生や子どもも集まります。

鴨川デルタには鴨川を歩いて渡れる飛び石が設置されており、それで遊んでいる人もいます。

飛び石は亀や千鳥の形をしているものもあり、写真におさめるのも記念になるかもしれません。

石と石の間をぴょんぴょん跳ねた経験は、地元の人なら誰しもあるといわれます。

そのため、学生たちが跳ねている姿を見ると、青春時代を思い出し懐かしく感じる人もいるようです。

着物デートでは、飛び石で跳ねることができませんが、その様子を見ているだけで楽しくなれるかもしれません。

 

しっとりデートができる鴨川の納涼床

 

引用元:https://photo53.com/

 

鴨川で着物デートをするのであれば、外せないのが納涼床です。

納涼床の始まりは、江戸時代まで遡ります。

もともと、鴨川の河原は見世物や物売りで賑わっている場所でした。

そこに商人たちが実物席を設け、茶店ができるようになったのが始まりです。

それから石垣や堤が整備され、歓楽街へと発展します。江戸時代中期には組織化が進み、河原の涼みと呼ばれるようになったのです。

昭和時代に一度納涼床がなくなりましたが、戦後納涼床に対する取り決めがなされ、納涼床の風習を今に残すべく尽力されるようになりました。

そんな歴史ある納涼床を、鴨川で体感することができます。

二条通りから五条通り手前まで、たくさんの納涼床が展開されています。

京都の納涼床と聞けば、お高い印象を持ってしまう人もいるかもしれませんが、京料理や懐石だけではなく、世界各国の料理や居酒屋の料理まで楽しむことができるのです。

暑い京都の夏を、納涼床を楽しみながら涼しく料理をいただけるのは、しっとりとした大人の着物デートならではといえるのではないでしょうか。

大人の着物デートにするのなら、特に夜に向かうのがおすすめです。

また、鴨川では有名なコーヒーチェーン店も納涼床を展開していることがあります。

風変わりな場所でコーヒーを楽しむのも、いい記念になりそうです。

 

 

のんびりと鴨川散歩も◎

 

昼間の鴨川を楽しむのであれば、のんびりと散歩をするのがおすすめです。

時間の流れがゆっくりとした鴨川は、都会にいながら川のせせらぎを聞くことができる貴重なポイントといえます。

川にはシラサギをはじめとする、鳥も多く観察することができるので、バードウォッチングをするのも良いかもしれません。

着物デートをしていると、神社やお寺などの歴史ある建物に行ってしまいがちですが、のんびりと自然のなかを散策するのも良いものです。

途中で疲れてしまった場合は、近くにあるカフェで休憩するのも良いでしょう。

鴨川の近くには、おしゃれなカフェも多くあり、どのお店に入るか迷ってしまうかもしれません。

お店によっては、和モダンな雰囲気のあるところも存在するので、気分にあったカフェを選んで休憩すると良いでしょう。

 

壮大な川の写真を撮るのもおすすめ

 

鴨川の下流であれば、川幅が広いため橋の上からの眺めが素晴らしいです。

奥へと広がる鴨川は、写真におさめるのもよし、空の青さと比較して自然を堪能するのもよしのスポットです。

橋の上で、河川を背景に着物姿で記念撮影を行うのも良いでしょう。

着物デートをするのであれば、一枚は写真を撮っておきたいところです。

散策するのも良いですが、観光客っぽくなりたくない、京都の街並みに溶け込みたいと考えるのであれば、鴨川の河川敷にあるベンチで自然や人を観察するのも楽しみ方の一つです。

鴨川周辺には、多くのベンチが設置されているので、着物で歩いて疲れてしまったときに軽く休憩するのにも向いています。

もちろん、そのベンチに腰掛けて街並みや川にいる鳥や生き物を眺めるのも良いでしょう。

普段では体感できない、癒しと安らぎの時間になるはずです。

 

 

お店に行くときは予約をして

 

 

納涼床は基本的に予約が必要になりますので、注意が必要です。

事前にリサーチをしておくことで、どのようなお店があるのかも知ることができますし、予定を決めて行くと、待ち時間が生まれず、ストレスなく快適に過ごせるでしょう。

また、着物で納涼床を堪能する際は、時間によっては少し肌寒さを感じてしまう可能性があるので、一枚羽織れるものを持参するのがおすすめです。

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