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夢京都コラムColumn

2024.11.26

京都では着物で電車に乗ってもよい?乗るときのポイントとは

京都では着物で電車に乗ってもよい?乗るときのポイントとは

京都で着物を着て観光を楽しむなら、電車移動も便利な方法の一つです。しかし、着物を着て電車に乗る際は、少し工夫が必要です。着物は動きにくさや不便さを感じることがあるため、快適に過ごすためのポイントを押さえておくことが大切です。今回は、京都で着物を着て電車に乗る際の注意点や、快適に移動するためのコツをご紹介します。

京都では着物姿で電車に乗ってもよい?

京都では、着物姿で電車に乗ることはもちろん問題ありません。観光地を巡る際、着物を着て電車移動をするのは一般的なスタイルです。特に、京都の観光地は電車でアクセスできる場所が多く、着物での移動も便利です。ただし、いくつかのポイントに気を付けると、より快適に移動できます。

例えば、混雑する時間帯を避けることや、長時間の移動を避けることが推奨されます。着物は動きづらさを感じることがあるため、座席が空いている場合は、なるべく座って移動するのも一つの方法です。また、着物の裾を踏まないように気を付けることや、荷物を持つ際には肩掛けバッグを選ぶなど、実用的な工夫も大切です。

京都では、着物姿で移動することが特別なことではなく、むしろ風情があると感じられることが多いため、着物を楽しみながら電車での移動も心地よくできます。

着物で電車に乗るときに気をつけたいこと

京都で着物を着て電車に乗る際は、エチケットやマナーに気を付けることが大切です。特に着物は、動きにくい部分も多いため、無理なく快適に移動できるよう、事前にいくつかのポイントを意識することが重要です。ここでは、着物を着て電車に乗る際に気をつけたいことを、順を追ってご紹介します。

片足を後ろに引いてから座る

着物を着て電車に乗るとき、座るときのマナーも気を付けるべき点です。まず、座席に座る際は、足をきれいにおろすことを意識しましょう。着物の裾が床に触れないように、片足を後ろに引いてから座ることが推奨されます。これにより、裾が踏まれることを防ぎ、着物をきれいに保つことができます。また、座るときは急に座らず、ゆっくりと腰をおろすようにしましょう。

特に着物を着ている場合、座席に座ったときの姿勢が重要です。裾が広がらないように、足を組んだり広げたりせず、座面に自然に腰をおろすとよいです。もし席が空いていない場合は、立っているときも裾を踏まないように気をつけることが大切です。

座席にもたれないようにする

座っている時には、座席にもたれかからないようにすることが重要です。着物を着ていると、どうしても体が窮屈に感じることがありますが、もたれかかることは着物が崩れてしまう原因にもなりかねません。また、座席にもたれると、着物の背中部分がしわになったり、帯がずれたりしてしまうことがあります。

なるべく姿勢を正して、背筋を伸ばしながら座るように心がけましょう。少し疲れたと感じるかもしれませんが、着物の美しさを保つためには、背中をしっかりと伸ばし、着物のラインを崩さないようにすることが大切です。

手すりをつかむ

電車の車両内で立っている場合、手すりをしっかりとつかむことが推奨されます。つり革や手すりを使う際には、できる限りつり革を使わず、手すりに手を置くように心がけましょう。つり革を使用すると、肘が外に広がり、他の乗客の迷惑になる場合があります。また、つり革に手をかけることで、着物が引っ張られることもあるので、なるべく避けるようにします。

もしどうしてもつり革を使わなければならない場合は、腕を肘で広げすぎないように注意し、できるだけ周囲に配慮しましょう。立っているときでも、着物の袖が引っかからないように、袖を持ち上げておくことも大切です。

背中を人に向けないように立つ

電車内で立っている際には、背中を他の乗客に向けないようにすることがマナーです。特に、着物を着ている場合は、帯や背中部分が他の人に不快感を与えないよう、体の向きを気をつけることが大切です。立つときは、正面を向いたままでいることを意識しましょう。

また、混雑している車内では、体を横に向けることで、他の人との距離を保つことができます。背中を見せると、帯や背中のシワが気になる場合がありますので、常に前を向き、周囲に気を配ることが大切です。

着物を着ていきたい!電車で行ける京都の観光スポット

京都には、電車を使ってアクセスできる魅力的な観光スポットがたくさんあります。着物を着て、古都の風情を感じながら、京都を巡るのは最高の体験です。ここでは、電車で簡単に行けるおすすめの観光地をご紹介します。どの場所も、着物での散策にぴったりの美しい場所です。

梅小路公園

梅小路公園は、京都市内に位置する広大な公園で、四季折々の自然を楽しめます。特に春には梅や桜が美しく咲き誇り、着物姿で散策するには理想的なスポットです。電車でのアクセスも便利で、JR嵯峨野線「梅小路京都西駅」から徒歩で数分の距離です。池や広場があり、のんびりとした雰囲気の中で写真を撮ることができます。

路上インクライン

路上インクラインは、旧式の鉄道線路が残るレトロな観光地で、着物で歩くのにぴったりなスポットです。京福電鉄「嵐山駅」からアクセスでき、歴史的な鉄道施設を眺めながら歩くことができます。特に秋の紅葉シーズンには、風景が素晴らしく、着物との相性も抜群です。ロマンチックな雰囲気が漂い、散策を楽しむのに最適な場所です。

南禅寺

南禅寺は、東山の美しい景観の中にある禅寺で、特に紅葉の名所として知られています。電車でアクセスする場合、地下鉄東西線「蹴上駅」から徒歩圏内です。広大な境内や、美しい庭園、そして有名な水路閣を歩きながら、着物姿で京都の風情を堪能できます。静かな環境の中で、歴史を感じることができ、落ち着いた時間を過ごすことができます。

伏見稲荷大社

伏見稲荷大社は、千本鳥居で有名な京都の名所で、着物を着て歩くとその美しさが一層引き立ちます。JR奈良線「稲荷駅」から徒歩でアクセスでき、壮大な赤い鳥居が続く参道を歩くのは圧巻です。着物姿で参拝することで、まるで映画のワンシーンのような雰囲気を楽しめます。特に朝早くに訪れると、観光客が少なく、静かな時間を過ごせます。

宇治平等院

宇治平等院は、世界遺産にも登録された歴史的な寺院で、美しい池と庭園が広がっています。電車でのアクセスも便利で、JR奈良線「宇治駅」から徒歩で数分です。平等院鳳凰堂の美しい建築を背景に、着物姿で写真を撮るのに最適な場所です。特に秋には紅葉が色づき、寺院と自然の調和が美しい景色を作り出します。

着物着用時はマナーに気をつけて電車に乗ろう

京都では、着物を着て電車に乗ることは全く問題ありません。ただし、着物ならではの注意点を押さえて、快適でマナーある移動を心がけましょう。座るときは、着物が汚れないように片足を後ろに引いて座り、座席に背をもたれかけないようにしましょう。また、つり革を使うときは肘が出ないように注意し、手すりを使う方が望ましいです。これらのポイントを守ることで、着物姿での電車移動もスムーズに楽しむことができます。京都の美しい街並みを、着物姿で電車を利用して巡る際は、マナーを意識して素敵な体験を楽しんでください。

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