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夢京都コラムColumn

2020.05.18

上級者向け|伊達襟で魅せる着物【きものレンタル夢京都祇園店】

上級者向け|伊達襟で魅せる着物【きものレンタル夢京都祇園店】

 

着物を着用している人のなかには、首元の襟が何重にも重なり、おしゃれに見える人もいます。

そのような着方をしている人をみると、着こなしが上手い、上品に見えると感じるのではないでしょうか。

似たものに半衿がありますが、着物が重なっているように見えておしゃれなのは伊達襟です。

長襦袢と着物の他に伊達襟というものを重ねてつけることでアクセントになり、品格が上がります。

今回はこの伊達襟の魅力について迫ります。

 

 

伊達襟の役割とは……?

 

引用元:https://www.saganokan.com/furisode/content/kasaneeri_furisode_rental.php

 

伊達襟、もしくは重ね襟と呼ばれるものは、元は礼装を簡単にするためにできたものです。

以前は礼装時に着物を二枚重ねて着ていたため、暑く動きづらいなど大変な思いをしていました。

それを簡単にしようと試みたのが、伊達襟ができるきっかけとなります。

そのため、伊達襟はおしゃれに見せるだけではなく、品格を上げることもできるアイテムです。

伊達襟はフォーマルな場に合わせて着用する以外にも、着物を着たときの印象を可愛らしくすることもできます。

重ね着をすると大変なところですが、伊達襟を活用すれば楽におしゃれができるのです。

 

伊達襟は種類や色、デザインが豊富なので、同じ着物を着たとしても、伊達襟が少し違うだけで異なる印象を与えてくれます。

知り合いと着物が被ってしまった場合、伊達襟で少し変化をつけても良いでしょう。

伊達襟で何通りかのコーディネートができるので、便利なアイテムと考えて良いかもしれません。

また、伊達襟をつけることで、大人っぽく魅せるのも可能なので、ぜひ挑戦してみてください。

 

 

オススメの伊達襟コーディネート

 

引用元:https://store.shopping.yahoo.co.jp/753ya/10015234.html

 

伊達襟は色や種類が豊富ですが、中でもおしゃれなアイテムがあります。

それは襟元にパールをあしらった伊達襟や、レースが見える伊達襟です。

パールやレースは、着物を豪華に見せるだけではなく、おしゃれさをアップさせたり、女性らしさを演出できたりします。

 

淡いピンクの着物はパールも合いますし、白いレースのついた伊達襟も似合うでしょう。

これらの装飾がついた伊達襟は個性を出してくれるので、おしゃれに見せることを目的としているのであれば、ぜひ活用してもらいたいです。

また、おしゃれに見せたいけれど、パールやレースはちょっと苦手という人であれば、帯の色に合わせた伊達襟を使ってみてください。

 

伊達襟に慣れない、つけたことがない場合、導入しやすいカラーは単色で帯の色に合わせた色です。

小物に色を合わせれば全体的に統一感も出ますしアクセントやポイントにもなります。

バランスが取れて少しだけ豪華にしたい、着物上級者に見せたいのであれば、小物、特に帯に合わせたカラーを使うのが簡単です。

 

大人レトロを演出したいならフリルもオススメ

 

引用元:https://www.wafukan-ichi.jp/2018/09/15/post-28410/

 

フリルと聞くと人によって敬遠しがちですが、色や度合いによってはレトロ感を出せますのでおすすめです。

白やピンクのフリルを使用してしまうとどうしても甘さが出てしまい、幼いイメージを持ってしまうでしょう。

ですが、ワインレッドや濃いめの赤色であれば、レトロな印象になります。

特に大正ロマン風の着こなしを取り入れたいときは伊達襟にフリルありを選ぶとマッチします。

 

レトロ風に着こなすときはブーツを履いたり、大きめの髪飾りを使用したりしますが、どれも落ち着いた印象をもたらしてくれるので、大人っぽくなるでしょう。

全体の色に合わせれば柄が入った伊達襟でも合わせることができます。

 

メリハリのある着こなしをしたいなら差し色を

 

「装飾のある伊達襟は自分のキャラじゃない」「単色だけれども、もう少しはっきりとした色合いでコーディネートしたい」という場合は、思い切った差し色を使ってみるとよいでしょう。

 

例えば、黒や紺などのシックな色合いの着物であれば、濃いめのピンクや赤、黄色などを伊達襟に選ぶとアクセントになります。

紫系の色を合わせても上品な仕上がりになり、大人っぽいコーディネートの完成です。

着物が黄色であれば、緑や同じ黄色でも色味が強いものや赤の伊達襟を使えばまとまりがあり、アクセントとしても主張してくれます。

また、落ち着いた色の着物を着たときは伊達襟を二枚使用してみるのもよいかもしれません。

豪華で大人っぽくなりますし、上級者テクニックと感じられます。

なお、伊達襟は柄物同士でも合わせやすいです。

柄に柄を合わせたら煩雑になってしまうと思いがちですが、意外とおしゃれさんは活用しているコーディネートです。

ストライプやドットを取り入れてみるのも上級者コーデと思われるので、一度は試してみるとよいでしょう。

 

 

伊達襟は簡単に取り入れられる

 

 

着物上級者だと、伊達襟の存在を知っている人が大半ですし、場所に合わせて伊達襟を使用している人も多いでしょう。

しかし、着物に慣れていない、知識が少ない人は伊達襟を活用できず、わかる範囲の小物でおしゃれをしているかもしれません。

あるものでおしゃれをするのはとても良いことですし、それだけでも楽しめます。

ですが、さらに着物を身近に感じ、着物ならではのアイテムを利用してもっとおしゃれになりたいのであれば、伊達襟も存分に活用してみましょう。

ピンなどを利用すれば簡単に伊達襟をつけることができるので、一歩踏み出して伊達襟をつけて、上級者の大人レディを演出してみてください。

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