夢京都コラムColumn
京都の学問の神様北野天満宮のご紹介【きものレンタル夢京都祇園店】
着物で京都を歩くなら、着物がより映えるところを散歩してみませんか?
今回は「天神さん」と地元に親しまれ、受験シーズンになると多くの学生さんがやってくる神社、「北野天満宮」を紹介します。
また、北野天満宮の見どころである梅や、紅葉によく映える着物のコーデ紹介も、併せてどうぞ。
北野天満宮ってどんなところ?
参照元:http://kitanotenmangu.or.jp/
北野天満宮は上京区にある神社で、学問の神様として知られる菅原道真(すがわらのみちざね)公を祀っています。
そのため、受験シーズンになるとそれにあやかって多くの受験生が北野天満宮にお参りをし、学業関連のお守りを買っていきます。
そんな北野天満宮の特徴は、梅の木や紅葉が美しいところでしょう。
50種類の梅がおよそ2000本以上植えられており、遅咲きや早咲きの梅の花が冬から春にかけて咲きます。
まだちょっと肌寒い空の下、春が近づくにつれて次々と咲いていく梅の花を見るのは、とても風流ですよ。
受験のためのお参りだけではなく、美しい梅の木をバックに着物姿で写真を撮る人も多いのが、この時期の北野天満宮ですね。
また、秋には赤く美しい紅葉が色づくことでも有名です。
後ほど紹介するもみじ苑は、京都でも紅葉の名所として知られています。
<豆知識~菅原道真ってどんな人?~>
参照元:http://kitanotenmangu.or.jp/sp/about_michizane.php
学問の神様として知られる菅原道真公ですが、生前は政治家としてだけではなく、学者としても有名でした。
代表的なものでは、お茶に関する作法や着物などの調査や研究をし、世間一般にお茶の習慣を広めていたとされています。
また、学問だけではなく様々な分野で活躍していたようです。
例えば、道真公は刀鍛冶としても凄腕であり、古代の名工の一人に選ばれています。
他にも、学者としてだけではなく、武芸の方も優れていたようです。
各地で大蛇や河童を退治したという逸話も残っているほどであり、様々な分野で活躍している人だったようです。
このことから、道真公は文武両道のエリートだったことが伺えます。
参考:http://www.hofutenmangu.or.jp/rekisikann.html お茶室 芳松庵
https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000092461 回答
https://www.kurumepr.com/main/170.html 北野のカッパの手
北野天満宮の見どころは?
北野天満宮の見どころは、どんなところがあるのでしょうか?
特に人気のある北野天満宮の見どころを3つご紹介します。
<見どころ1.なで牛>
参照元:https://goshuintabi.com/archives/1031.html
道真公を祀る北野天満宮には「なで牛」と呼ばれる牛の像があります。
このなで牛は北野天満宮のパワースポットとして有名です。
自分の体の悪いところを撫でた後に、なで牛の同じところを撫でることで、その部分が治るといわれています。
また、なで牛の頭を撫でた後に自分の頭を撫でることで、頭が良くなるともいわれています。
つまり、健康や勉強運アップ関連のパワースポットです。
北野天満宮には様々ななで牛がいます。
親子連れのなで牛、真っ黒でツヤツヤしたなで牛、赤目のなで牛など、バリエーションが豊かです。
特に人気があるのは、北西の位置に祀られている北野天満宮最古のなで牛「一願成就のなで牛」です。
こちらはその名前のとおり、願い事を思い浮かべながら撫でることで願いが成就するといわれています。
<見どころ2.毎月25日の縁日>
参照元:http://kitanotenmangu.or.jp/annual_events.php
北野天満宮では毎月25日に縁日が開かれます。
これは、道真公の誕生日が6月25日で、命日が2月25日であったことから、25日は道真公に縁のある日だということで行なわれています。
特に、1月25日の初天神と12月25日の終い天神は、よりにぎやかに祝われています。
縁日の見どころは「天神さんの市」です。
この市では、さまざまな露店が開かれています。
食べ物や手作り工芸品といったお土産向きのものから、植木や骨董品など、バリエーションは豊かです。
かつては骨董市などがメインだったのですが、
近年では観光客向けのフリーマーケット的な露天が増えているので、京都旅行で思い出に残る一品が見つかるかもしれません。
<見どころ3.御土居のもみじ苑>
参照元:http://kitanotenmangu.or.jp/highlight.php#high_tp3
秋から12月下旬にかけて咲き誇る紅葉ですが、中でも見どころは北野天満宮の御土居(おどい)にあるもみじ苑でしょう。
10月下旬から12月上旬と期間は限られていますが、
京都でも屈指のもみじの名所として知られており、朱塗りの「鶯橋(うぐいすばし)や樹齢400年を超える三叉の紅葉や、
樹齢600年の東風など、紅葉の美しさをしみじみと感じられる名所になっています。
参考:http://kitanotenmangu.or.jp/highlight.php 史跡 御土居の紅葉
北野天満宮で紅葉を堪能!秋に映える着物のコーデ!
もし、北野天満宮まで紅葉を見に行こうとお考えなら、着物のコーデも紅葉の色に合わせてみましょう。
美しく鮮やかな紅葉の色が映える着物を着ることで、撮った写真はさながら一枚絵のように美しく仕上がります。
<決め手は配色!紅葉の色が引き立つ着物の色とは?>
赤や黄色といった鮮やかな暖色系が広がる紅葉の風景をバックに写真を撮る時、
おすすめの色はアイボリーのような白系の着物や、赤の反対色である緑系の色です。
例えば、オリーブドラブ(濃い緑色のこと)やカーキのような色が好ましいです。
これらの色の着物を着ることで、紅葉で一面が赤い色になっていても、反対色の着物姿が写真のアクセントとなります。
反対に、赤系の着物は紅葉の色と同系色なので、風景に溶け込んでしまいます。
どうしても赤系の着物を着たい場合は、上で紹介した色の羽織を着て全体のバランスを整えましょう。
着物で歩く北野天満宮
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北野天満宮まで紅葉を見に行くときは、是非着物のレンタルをご利用ください。