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夢京都コラムColumn

2020.06.06

雨の京都で着物レンタルを楽しむには|必要アイテムと注意点

雨の京都で着物レンタルを楽しむには|必要アイテムと注意点

 

着物デートの予定だったのに雨予報、外せない用事があるのに急な雨。

着物で出歩く際に天気が悪いと、なんだか気分も憂鬱になってしまいます。

雨や泥はねで汚れる心配があり、気苦労も増えてしまうかもしれません。

旅行中に着物での散策を予定していたのであれば、予定が崩れてしまうこともあるでしょう。

ですが雨の日でも、着物で散歩や散策を問題なく楽しむことが可能です。

今回は、雨の日に着物散歩を楽しむための注意点について紹介していきます。

 

 

着物レンタルでの散歩、雨の日に注意する点は?

 

 

雨の日に着物散歩を楽しむためには、いくつかの注意点があります。

ちょっとしたことですが、以下の点に気をつけさえすれば、着物での散策を問題なく楽しめるはずです。

 

着物で出かける際に一番注意したいのが足元です。

草履は雨の日用のものをチョイスすれば良いですが、それでも足袋が濡れてしまう可能性もあります。

特に屋内にお邪魔する予定があるのであれば、替えの足袋を一足はカバンの中へ入れておくと良いでしょう。

また、裾は雨や泥がはねやすいので、歩くときには注意です。

着物クリップや腰紐など、裾を持ち上げるアイテムを利用して歩くのがおすすめです。

その際は上に雨コートを着れば、裾を持ち上げているのが見た目にわからないので、不格好になりません。

使用する際は、人目のつかないところで準備する必要があります。

ゲリラ豪雨や予想していなかった天気の崩れがあったときは、屋内にすぐに入るようにするのが一番です。

レンタルした着物にひどいシミや汚れがあると、クリーニング代が発生することがあります。

汚れがついた状態で街中を歩くのは楽しくはありません。

雨具を持参していないのであれば、降水時にはすぐに屋根があるところへ避難することを覚えておきましょう。

 

 

雨の日を快適に過ごすためのアイテムとは?

 

 

すでに雨が降るとわかっているのであれば、事前に雨対策のアイテムを準備しておくことで、快適な散策が期待できます。

 

替えの足袋

 

着物レンタルのお店で替えの足袋を貸し出ししてくれるかは、お店によって異なります。

雨が心配であれば、電話やメールなどで問い合わせ、確認するのがおすすめです。

替えの足袋を利用する場合に別途料金が発生するのであれば、自分で購入してしまうのも1つの手です。

足袋が濡れた状態で室内に入ったり屋内を歩いたりするのは、行儀が良いとはいえません。

濡れた感触や周囲の目など、自分自身も気になってしまうはずですので、替えの足袋は必ず用意しておきましょう。

 

雨コート

 

雨コートには、上から下までカバーするタイプと、上下でわかれているタイプがあります。

雨足が強い場合は上から下までカバーできるワンピースタイプを、軽い雨程度であれば上下でわかれている二部式のものを、状況に応じて使い分けるのがおすすめです。

 

 

着物を雨から守りたいなら、傘と雨コートを組み合わせて使うと万全な対策になります。

天気が変わりやすい時期は折りたたみ傘を持ち歩いて対策しておくのも良いかもしれません。

和傘を貸してくれる着物レンタルのお店もありますから、和装に合った傘を使いたいと思ったときには検討してみましょう。

 

 

スカーフ

 

「なんでスカーフなの?」と思った人もいるかもしれませんが、実は盲点なのが首元の対策です。

傘があっても、風にあおられた雨に首元を濡らされてしまうことが意外と多いのです。

雨の日は気温が下がる場合もあるので、防寒対策としても活躍してくれます。

 

着物クリップや腰紐

 

先述の通り、着物クリップや腰紐は裾を少し持ち上げるときに使います。

そうすることで裾への水はね、泥はねがあったとしても影響を少なくすることができるのです。

どちらも持たずに出かけてしまった場合は、帯に着物を入れ込み、裾を上げるような対策をすると良いでしょう。

雨コートを脱ぐ場合は、先に着物クリップや腰紐を外すなどして、裾を元に戻してから脱ぐようにしてください。

裾を上げている状態は不恰好になるので、雨コートを脱ぐ前に外しておきましょう。

 

 

手ぬぐいやハンカチ

 

雨の日に気になりがちなのが水滴です。

着物を濡らしてしまうことはもちろん、カバンにもついてしまうこともあります。

着物をこまめに拭いていても、濡れたカバンを持ち歩くと着物が濡れてしまう可能性があります。

カバンを始め小物も拭き取れるように、手ぬぐいやハンカチをいつもより1枚多めに持ち歩くようにしてください。

 

風呂敷やエコバッグ

 

雨で荷物が濡れないように、風呂敷やエコバッグを持ち歩きましょう。

風呂敷やエコバッグは撥水のものを持ち歩くとなお良いです。

バッグやカバンを風呂敷で包めば和装にマッチします。

エコバッグは雨コートなど、濡れてしまったものを収納するのに最適です。

 

 

雨の京都も着物散歩を楽しもう

 

 

雨の日でも、しっかりと準備や心構えさえしていれば、着物を着て楽しく過ごせます。

雨だからといって予定をキャンセルするのはもったいないです。

雨の日は普段よりもより風流な景色を見せてくれる場所もあります。

天気によって変わる自然の表情を楽しむのも、着物で散策する醍醐味の一つといえるはずです。

突然の雨でも対処方法さえ知っていれば安心です。

どのような天気でも楽しめるよう、しっかり対策をしておきましょう。

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