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2020.06.24

着物で京都観光|短時間のおすすめ散策コース

着物で京都観光|短時間のおすすめ散策コース

 

京都に着いたのはいいものの、観光する時間があまりとれないという人もいるのではないでしょうか。

また、当初の予定より数時間早く別の観光が終わり、せっかくだからもう少し散策したいという人もいるでしょう。

今回は、京都観光をする際に、短時間でも着物で散策できるおすすめコースをご紹介します。

 

 

短時間の散策をするときのポイント

 

 

まず着物姿で散策したいという人は、着物レンタル店を頼りましょう。

よほど慣れている人でない限り、着物の着付けには時間がかかります。

また、着物を用意すること自体簡単ではないので、着物レンタル店を利用すると良いでしょう。

着物レンタル店のスタッフさんは慣れているので、時間がないときでも素早く着付けをしてくれます。

ヘアセットもお願いできるので、短時間だからとあきらめずに、京都を訪れたのなら、風情溢れる着物姿で観光を楽しみましょう。

着物を着ている場合は、長距離の移動をせずに済むようなルートを選ぶことが大切です。

着物は普段より歩幅が狭くなりますし、慣れていない場合であれば、草履での移動で足を痛めてしまう可能性があります。

そのため、移動距離を短くするか、交通の便に恵まれた場所を選ぶことが、一つのポイントだといえます。

夕方から観光を始める場合は、目的地が入場可能な時間かどうか、閉館時間や閉園時間を調べておいてください。

17時や18時で閉館してしまう場所もあるので、たどり着いたのはいいものの、閉まっていて観光できないという状況を避けるためです。

また、最寄り駅からほど近い場所に位置していたとしても、宿泊施設や次の予定がある場所から遠くないように調整すると良いでしょう。

前後の予定を考慮した上で、散策する場所を選ぶと後悔が少なく済みそうです。

 

 

着物で京都観光×短時間コースなら京都タワーがおすすめ!

 

引用元:https://photo53.com/

 

「京都タワー」は、京都駅から地下直結でたどり着くことができるスポットです。

雨の日の着物は、事前準備していれば問題ありませんが、急な雨天だと困ってしまうこともあります。

その点、地下を通って到着できる場所であれば問題ありません。

京都の玄関口に位置する京都タワーは、白くほっそりとしたフォルムをしています。

景観を損なわれないように考慮された低い建物が多い京都の中で、ひときわ目立つ建物です。

京都タワーの展望室は、地上100メートルにあり、京都の市街地をすべて見渡すことができます。

四季折々で異なった表情を見せる京都の景色を、展望室から一望できるのです。

この展望室から、国宝や世界遺産をのぞむことも可能となっています。

東福寺三門や三十三間堂本堂、知恩院三門、東寺や清水寺などが見下ろせるのです。

実際に散策してまわることが叶わなかったとしても、京都タワーを利用すれば、一目見ることが叶います。

京都タワーには、商業施設の「京都タワーサンド」があります。

この施設は、お土産を購入したり、食事をしたりできるというだけではありません。

「京都ならではの体験」ができる場所でもあるのです。

体験コースは、1時間から1時間半程度となっているので、短い時間でも京都らしさを体感したいと考える人におすすめといえます。

和菓子造り体験や干菓子作り体験、寿司の握り方講座や伝統工芸体験などがあり、自身が興味ある体験をしてみると良いでしょう。

予約が必要になっているので、事前に連絡をしてください。

 

 

京都駅から徒歩数分の距離!東本願寺

 

引用元:https://photo53.com/

 

京都タワーでも十分ですが、せっかく歴史情緒溢れる京都を訪れたのならば、昔ながらの景観を堪能したいという人もいるでしょう。

そんな人におすすめなのが、京都駅からほど近い場所に位置する「東本願寺」です。

「お東さん」という名称で親しまれている東本願寺は、JR京都駅から烏丸通を北へまっすぐ進むと現れます。

京都タワーから歩いて10分もかからず到着できる場所なので、京都をあまり知らない人でも、比較的簡単にたどり着くことができるでしょう。

東本願寺は、徳川家康によって創設されました。巨大な勢力を誇る浄土真宗の力を弱らせるために、東本願寺を建立して、西と東に力を分散させたといわれています。

東本願寺を訪れたのであれば、御影堂門へ向かうと良いでしょう。

御影堂は木造建築物として、世界でも最大級の大きさといわれています。

この御影堂には、浄土真宗の始祖である、親鸞聖人の御真影が安置されています。

50年に一度親鸞聖人の回忌法要が行われ、全国から多くの人々が集まり盛大な法要が行なわれているのです。

2011年に前回の法要が営まれたので、次は2061年になりますが、それでも門徒がたくさん集まるということは、それだけ重要な人物であることが伺えます。

そんな御真影が安置されている御影堂を含めた、阿弥陀堂、御影堂門、阿弥陀堂門、鐘楼、手水屋形の6棟は、2019年に重要文化財に指定されました。

京都を訪れたのであれば、文化財や国宝などを見ておきたいと思う人もいるでしょう。

京都駅からほど近い東本願寺であれば、短時間でもその思いを実現することができます。

 

 

短時間でも京都散策はできる!

 

 

京都はたくさんの観光スポットがあるため、時間をゆっくりとって散策するのがおすすめです。

しかし、都合上短い時間でしか観光できないという人でも、駅から近い場所であれば散策が可能になります。

京都駅周辺には、買い物や体験ができる京都タワーがありますし、さらに徒歩数分で到着する東本願寺があります。

短時間でも観光気分を盛り上げるために、着物レンタル店を利用して、風情溢れる着物姿で散策してください。

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