夢京都コラムColumn
【京都】着物で行きたいおすすめの散策コース7選!
京都観光をするのであれば、着物を着て京都の街並みに溶け込んでみたいと考える方もいるのではないでしょうか。
風情あふれる景色と着物で撮影する写真は、旅行の記念にもなるでしょう。
今回は、着物で訪れたい京都のおすすめ観光コースを紹介していきます。
嵐山エリア散策コース
京都の観光スポットでも、人気上位の嵐山エリアは、主に景色を楽しむことができる場所です。
嵐山駅から徒歩5分ほどで着く場所にある渡月橋をはじめとして、着物で訪れるのに適している場所がいくつもあります。
キモノフォレスト
京福電鉄嵐山線の嵐山駅には、キモノフォレストという展示物があります。
キモノフォレストとは、京友禅(京都の友禅染)の着物生地をアクリルのポールに閉じ込めたものです。
高さ2メートルほどもあるポールが600本、嵐山駅内のさまざまな場所に設置されており、道を飾ります。
昼間でも32種の着物生地を堪能できますが、より見応えがあるのは夜です。
LED光源によってライトアップされ、幻想的な雰囲気を味わえます。
渡月橋
渡月橋は四季折々の表情を見せてくれる山が魅力のスポットです。
渡月橋を渡りながら風景を楽しむのも、ベンチで橋と景色を楽しむのも良いでしょう。
渡月橋は、着物での散策にちょうど良い距離にあり、阪急線・京福線、どちらの嵐山駅からでも徒歩5〜10分ほどで辿り着けます。
桜の季節や、紅葉が色づく季節だけなく、夏の新緑、冬の雪化粧した山も人々の目を楽しませてくれるため、一年を通して観光に適しているといえるでしょう。
着物と写真を撮るなら、渡月橋と嵐山が入るようにするのがおすすめです。
着物は、季節に応じた柄や色を選ぶとさらに写真映えするでしょう。
竹林の小径
竹林の小径も、着物でぜひ訪れたい観光スポットの1つです。
竹林の小径には数万本の竹が生い茂っており、雅な雰囲気を醸し出しています。
散策すれば、平安時代にでもタイムスリップしたように錯覚してしまうかもしれません。
自分の足でのんびりと歩くのもいいですが、なかには人力車を利用する方もいます。
着物で訪れる際に、歩くのが不安な方は人力車に乗って、車夫による解説を聴きながら竹林の小径を堪能するのも良いでしょう。
竹林の小径は渡月橋同様、四季を通して楽しめる場所となっていますが、冬になればライトアップされ、より一層幻想的な雰囲気が味わえます。
天龍寺
竹林の小径から、それほど離れていない距離にある天龍寺は、古都京都の文化財として世界遺産に登録されています。
天龍寺の敷地内にある建物は、歴史的建造物として名高く一度はお目にかかりたい建物です。
また、曹源池庭園は高い評価がある庭園となっており、日本で最初の史跡・特別名勝に指定されています。
晴れた日であれば、池の水面に嵐山が映り込み、絵画のような風景を堪能できるのです。
岡崎蹴上エリア散策コース
ドラマや映画などの舞台としても使われている場所で、ノスタルジックな写真を撮りたいと考えている方におすすめなのが、岡崎蹴上エリアです。
南禅寺
蹴上駅から徒歩10分ほどの場所に位置する南禅寺には、レンガ造りの水路閣があります。
水路閣のモデルはローマの水道橋といわれていますが、日本的な周囲の景観と不思議とマッチしています。
モダンな雰囲気と情緒があるので、大正ロマンや昭和レトロに近いデザインの着物で写真撮影を行うのがおすすめです。
少し赤みがかったレンガは、背景として写せば美しいポートレートになります。
このエリアで散策を考えているのであれば、水路閣にマッチしたデザインや柄の着物を選ぶのも良いかもしれません。
平安神宮
京都の外せないスポットとして、平安神宮も挙げられます。
24メートルの高さがある朱色の大鳥居は、多くの方に知られているものでしょう。
大鳥居で特に知られる平安神宮ですが、境内にも見どころが多くあります。
境内は朱色と緑が目を引く建物が多く、美しさの中に、淑やかさが融合しています。
雅な雰囲気がある平安神宮は着物がマッチすることから、着物で訪れる方が多くいます。
四季折々の木々や花々が咲く平安神宮苑は、優雅な気分を演出してくれるはずです。
岡崎神社
平安神宮の近くにある岡崎神社は、「うさぎ神社」という別名で親しまれています。
その理由は、岡崎神社のいたるところにうさぎが鎮座しており、神社に来た方を可愛らしい姿のうさぎが出迎えてくれるからです。
また、縁結びや子授け、安産にご利益があるとされる神社ですから、可愛らしさに惹かれて訪れる方だけでなく、ご利益にあやかろうと参拝する方も多くいます。
そんな岡崎神社では「うさぎみくじ」というおみくじが人気です。
おみくじの入れ物はそれぞれ表情が違ううさぎになっており、持ち帰ることも、境内に飾って帰ることもできます。
多くの人が飾っていったうさぎみくじが集まっている風景は愛らしく、写真映えすること間違いなしです。
着物でのんびりと散策を楽しもう
京都は見どころ満載のエリアです。
上記で紹介した以外にも多くの名所があり、一日で全部回るのは難しいでしょう。
ですが、着物を着ているときには、歩き疲れや着崩れが心配ですから、ゆっくりと散策することが大切です。
全て回ろうと急ぐよりも、敢えて1つひとつのスポットをのんびりと回り、ほかの人たちが見つけられなかった穴場を探すような気持ちで楽しんでみてはいかがでしょうか。